日本人が驚くイスラエルのすごいところ10選

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イスラエルのテルアビブに住んでいます、がぅちゃんです。

テルアビブの交通。車には「IT’S ALL ABOUT Me(ぜんぶ自分のため)」と読めるしゃれたメッセージ。

2019年の8月でイスラエルで暮らし始めて2年になります。この記事は、2年前に書いた「日本人が驚くイスラエルのすごいところ10選」という自分の記事に対し、現在の自分がつっこみながら解説していく内容となっています。タイトル・大見出し・本文は過去のまま、その下に続くかたちで、現在の意見を書いています。

概要

イスラエルのスゴいところ1 ガチでリゾート
イスラエルのスゴいところ2 まさかの週3日休み 
イスラエルのスゴいところ3 ロシア人が多い
イスラエルのスゴいところ4 アメリカが大好き
イスラエルのスゴいところ5 アジア人がいない
イスラエルのスゴいところ6 まるで日本の街
イスラエルのスゴいところ7 携帯電話の料金が驚異的に安い
イスラエルのスゴいところ8 建物は爆弾シェルター付き
イスラエルのスゴいところ9 治安は普通
イスラエルのスゴいところ10 「vsアラブ、イスラム」とかは無い

テルアビブに来たらイスラエル旅行をすすめたくなった

イスラエルのスゴいところ1 ガチでリゾート

テルアビブのビーチの景色。このあたりは「エルサレムビーチ」と呼ばれる。

昔の考え(過去記事の内容)

テルアビブは海のリゾートです。外国人観光客がたくさんいます。テルアビブの地形は縦に長く、土地の左側は全て地中海に面しています。テルアビブならどこからでもすぐ海にアクセスできるという、羨ましい地形です。海のリゾートにたくさんの観光客…。テルアビブはそんなふわっとした雰囲気なため、ちょっと浮かれていてリラックスしたムードを感じます。

★ポイント
・テルアビブは海のリゾート。
・外国人観光客が多い。

今の考え

今も概ね同じ意見です。

テルアビブは北の端から南の端まで、西側でビーチが続いています(途切れる部分もある)。地中海のビーチタウンであり、観光地としても栄えています。イスラエルに来る外国人観光客の国籍別ランキングでは、TOP30位のほとんどが欧米諸国。アジアからは、インド、中国、韓国、日本の4ヶ国がランクイン(イスラエル観光省参照)。

イスラエルは土地の西側が全て地中海に面していて、約190km続く海岸線は「イスラエル海岸平野/Israeli Coastal Plain」と呼ばれています。(イスラエルは地形の特徴で4つのエリア※に分類することもできる)

イスラエルの国道二号線から見える「イスラエル海岸平野」の景色。「The Coastal Highway」「Highway 2」などと呼ばれる。

※地形の特徴で国土を分類すると、西の海岸エリア(Coastal Plain)、北の丘エリア(Hill Region)、東のヨルダン川沿(Jordan River)、南のネゲブ砂漠(Negev Desert)の4つ。ネゲブ砂漠はイスラエルの国土の半分を占めます。

イスラエルのスゴいところ2 まさかの週3日休み 

「週休3日…日本人が驚くイスラエルのすごいところ7選」より。

昔の考え(過去記事の内容)

イスラエルの週末は金曜と土曜日です。ビジネスは日曜日〜木曜日が営業日という状況です。それに対し、テルアビブの外資系企業は従業員が土・日休みを引き継いでいるところもあります。さらに、テルアビブの外国人観光客はほぼ完全に「土・日休み」の感覚で滞在しています。「金・土休みのイスラエル」「土・日休みの外資系企業(外国人)」・「土・日休みの観光客」の3つのスタンダードが混ざり合うという特殊な状況です。つまり…「木曜が金曜のノリになって、金曜も金曜のノリになって、土曜と日曜はガッツリ休み」…という、なんとなく素敵な感覚です。それだけでなく、日曜に銀行とかが空いているので、外国人にとってはこの上なく便利な国です。熱弁してしまいましたが、何が言いたいかというと、テルアビブにいると毎週3連休だと錯覚できます。

★ポイント
・イスラエルの平日は日曜日〜木曜日。
・観光客にとっては週末が3日ある感じになる。

今の考え

当時の興奮している様子が伝わりますが、特に反対するところは無いです。

誤解のないように強調しておきますが、イスラエルはあくまでも週休2日制です。ただしテルアビブは観光客が多いため、週末が3日あるテイのイベントも開催されます(特に木金土の夜)。そういうイベントに現地住民も参加するので、「週末が3日ある感覚」が無くはないです。

土曜の夜(日本でいう日曜の夜)に、テルアビブで毎週開催されるルーフトップパーティの例。ちなみにおやつは寿司(ファストフードとしてかなり人気)。

余談ですが、イスラエルでは金曜の日の入り〜土曜の日の入りの間を「安息日/Sabbath」と呼びます。ユダヤ教徒が労働してはいけない時間帯なので、ほとんどのお店が閉まります。(でもテルアビブは空いているお店も多いです)

イスラエルのスゴいところ3 ロシア人が多い

ロシア土産の超定番「アリョンカ/Алёнка」は、イスラエルのスーパーでも買える。(リンクはAmazon)

昔の考え(過去記事の内容)

軽食屋やバーでロシア語の表記をよく見かけます。スーパーの店員はロシア人が多い印象です。 テルアビブによくある「Tiv Ta’am」というロシア系スーパーマーケットチェーンがあるのですが、ここがすごい。なぜなら、行けばロシアに旅行した気分になるからです。(ロシアに行ったことはありませんが。笑) ちなみにTiv Ta’amは雰囲気は、広くなった日本のカルディ…といった感じです。店員はほぼ100%ロシア語で話していますし(声が大きい)、客もロシア人の常連が来ているといった様子です。 ちなみに人気の理由としては、ユダヤ教で禁じられている食材(豚やエビなど)が売っていたり、24時間営業だったりというのが理由だそうです。

★ポイント
・ロシア語を話す店員が多いスーパーがある。
・そもそもロシア語話者が多い。

今の考え

「ロシアに旅行した気分になる」は言い過ぎかもですが、テルアビブでロシア語を見聞きすることは珍しくないです。ATMの表示も「ヘブライ語」「英語」「アラビア語」「ロシア語」だったりします。イスラエルへの観光客も移民も、どちらもロシアからの数は最大級です。

イスラエルのスーパーで売られるロシア語の雑誌類。

今年で建国71周年のイスラエルは海外から移住したユダヤ人によって成り立っている国なのですが、移民を国籍別で見た場合に最も数が多いのがロシアと旧ソ連からの移民です。初代首相のダヴィド・ベン=グリオンもロシア帝国(現在のポーランド・プロニスク)出身です。

イスラエルのスゴいところ4 アメリカが大好き

テルアビブの隣町に誕生した「ドナルドトランプ広場」の一部。

昔の考え(過去記事の内容)

政治的に「アメリカにとってイスラエルは中東最大の同盟国(※Wikipedia「米以関係」より)」とありますが、まんざらでもない雰囲気です。例えばテルアビブの中心部のレストランでは、店員がほぼ100%ちゃんとした英語が話せます。それ自体は特別なことではありませんが、発音・言葉使い・態度もろもろがゴリゴリのアメリカなのです。アメリカのレストランとあんまり変わりません。うがった見方をすると「アメリカかぶれ感」を感じてしまうほど、アメリカ推しなのです。アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド…とある中で、アメリカ英語一択な国というのも珍しいと感じました。ちなみに「デビッド(David)」という名前は古代イスラエルの王・ダビデが語源なため、ユダヤ人にウケます。(日本人にはメリットなさそうですが。笑)

★ポイント
・アメリカはイスラエル最大の同盟国。
・英語はアメリカ英語が大多数。

今の考え

アメリカと仲がいいのは事実と言えるでしょう。2019年にはテルアビブの隣町に「ドナルドトランプ広場」が誕生したりと、うよく化の波が寄せている感じはあります。あと、アメリカ人の話を聞いていると「イスラエルってアジアにおける日本や韓国のような立ち位置なのかな」と感じることがあります。

壁画に描かれたイスラエルとアメリカの国旗。エルサレムの郊外のバーガーショップ「エルビス・アメリカンダイナー」にて。

そもそも、世界のユダヤ人(1700万人ほど)のほとんどがイスラエルとアメリカに住んでいると言われています(1位イスラエル、2位アメリカ)。この2カ国間で親戚づきあいが発生する人もいるので、国として関係が深まるのも不思議ではないように思います。イスラエルに来る人の数も、イスラエル人が最も訪れる国も、どちらも1位はアメリカですOECD iLibrary参照)。

余談ですが、イスラエルの現首相「ベンジャミン・ネタニヤフ」はアメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)卒です。

イスラエルのスゴいところ5 アジア人がいない

アジア系フードフェスの様子。アジア料理は人気。

昔の考え(過去記事の内容)

いや、厳密にはいますが。笑ただ、日本の都会や欧米の都市に比べると極めて少ないです。いちおう日本料理屋や中国料理屋などもあります。

★ポイント
・他の国と比べて少ない。

今の考え

他の先進国の都市と比べれば、住んでいるアジア人の数は少ないです。東アジアからイスラエルへの移民の数は約2万人(在住日本人は約1000人)。ヨーロッパからの移民としては小規模のグルジア人ですら約8万人といわれているので、これはかなり少ない数字と言えます。

日本人の舌に合うと言われるグルジア料理の「ヒンカリ」。テルアビブのグルジア料理屋「タシュ・ターシャ」にて。

ただしアジア料理は人気です。日本料理は特に人気で、ラーメンと寿司は圧倒的二強といった様子。中でも寿司屋は「無いと困る」くらいの人気になっていて、テルアビブの寿司屋の数は(人口比)世界3位とも言われています。たしかに「寿司屋多いなぁ」と感じることは多いです。

寿司をサンドイッチ状にした「スシ・サンドイッチ」は、イスラエルの定番料理ということになっている。

レベルの高い寿司も存在する。日本にあっても、そんじょそこらの居酒屋では敵わないくらい美味しい。テルアビブの日本料理レストラン「ヤパン」にて。

ちなみにイスラエルは人口一人当たりの鶏肉消費量が世界1位なので、本気を出せば世界一のヤキトリ大国になるのではないかと思っています。

イスラエルのスゴいところ6 まるで日本の街

テルアビブの人気エリアの街並み。高層ビルはちらほらあるが、こじんまりしている。

昔の考え(過去記事の内容)

テルアビブは大阪みたいな雰囲気です。日本と離れている割には似てる…という意味で驚きました。治安が良くてオシャレな西成といいますか…なんとも独特な雰囲気です。騒がしくてごちゃごちゃしているのですが、不愉快ではありません。あと、テルアビブは全体的に建物が低く、その中にポツポツとビジネスライクなビルがあるのも、都会過ぎてなくて落ち着きます。道では自転車や原付がよく通り、野良猫も見かけます。

★ポイント
・テルアビブは大阪の西成に似ている。
・建物の高さが低くてねこが多い。

今の考え

「そう言われてみればそういうところが無いことはない」といった感じです。日本人にテルアビブの雰囲気を説明するとき、「西成と神戸(もしくは横浜と赤羽)が混ざった場所」という例えをたまに使います。この上位交換の表現として「荒れたハワイ」があります(清掃もマナーもガチガチじゃ無いのがテルアビブのいいところです)。

テルアビブの海岸沿いの道路。

遠すぎる日本から離れてテルアビブを誠実に表現すると、「ヤシの木や石畳が目立ち、歴史的建造物もある、地中海沿いのガヤっとした町」となります。やはり日本よりは、ラテンっぽい海沿いのヨーロッパの町に似ています。キューバに詳しい友人は「キューバやな」と言っていました。

テルアビブの南のエリア。ピザを売るラジオ局を併設した半野外のクラブなど、人気スポットが多い。

同じく南の、ヤッファの旧市街エリア。昔ながらの趣のある建築物が多く、観光者が必ず訪れると言っていいほど人気。

イスラエルのスゴいところ7 携帯電話の料金が驚異的に安い

ケータイ屋さんのブース。その場でSIMカードを契約/購入できる。テルアビブ最大のショッピングモール「ディゼンゴフセンター」にて。

昔の考え(過去記事の内容)

これはマジでビビりました。simカードで購入できるのですが、月10ギガで約760円(24.90イスラエルシュケル、会社はgolan)です。電話番号はもちろん付いてきて、回線はLTEです。10GBを超えると回線が遅くなるそうです。イスラエルに来てまだ1週間足らずなので言い切れませんが、ぶっちゃけ日本で何千円と払っていた時と、便利さは変わりません。店員さんになぜ安いか聞くと、「競争が自由だから」という、わかりそうでわからない回答が返って来ました。笑※イスラエルの通貨は「イスラエルシュケル」と呼び、1イスラエルシュケル=約30円です。ちなみに3000円(99イスラエルシュケル)のプランでは、容量20ギガ使えて電話番号3つが登録できます(イスラエルの電話番号1つ&好きな国際電話番号2つ)

★ポイント
・携帯電話の月額料金がとても安い。
・安い理由は「競争が自由だから」。

今の考え

SIMカードを購入したので厳密には「携帯電話」ではないですが、それでも安いと思いました。ただ、月10ギガで約760円でしたが、1年経つと3,000円になりました(xygドメインみたいですね)。それでも安いっちゃ安いですが。

10GBで24.90シェケルと書かれた、ケータイ屋さんのスクリーン。 イスラエルの通貨「1シェケル(NIS)」は30円。

イスラエルのスゴいところ8 建物は爆弾シェルター付き

我が家の防空壕の分厚い扉。

昔の考え(過去記事の内容)

セキュリティに強いテルアビブ在住者にちょっと聞いてみました。 テロに関しては、テロリストが存在する国と国境を接しているという点で、警戒度が高いそうです。その分セキュリティもハンパじゃないみたいですが。ただし、テルアビブの街中でテロを意識している雰囲気というのはあまり感じられません。 イスラエルの建物には、爆弾から身を守る部屋(ボムシェルター)が設置されています(強盗からも身を守れるそうですw)。ミサイルから街を守るための防空システム(アイアンドーム)もイスラエル国内に設置されています。 物騒に聞こえますが、北朝鮮からミサイルが飛んできたら地面に伏せる訓練をしている日本よりは、対策がしっかりしていて安心な気もします。笑 ちなみに、ミサイルが発射されたらサイレンがなるので、その間に避難するそうです。絶対に窓から離れる(割れたガラスが飛んできて致命傷になる)というのは目から鱗でした。 見えない脅威に翻弄さるのではなく、脅威を自覚して現実的な対策をとっているというスタンスは嫌いじゃないです。というかむしろ信頼に値します。 個人的には地震の方が怖いですし…。

★ポイント
・住宅にセーフルーム(防空壕)がある。
・地震の方が怖い。

今の考え

「脅威を自覚して現実的な対策をとっている」という現実主義的なところはイスラエルのすごいところだなと思っています。

補足すると、イスラエルの建築物は、爆弾に耐えうるセキュリティルーム(Merkhav Mugan)の設置が法律で義務づけられています。テルアビブの我が家のものはクローゼットタイプなのですが、一度だけ防空壕として “避難” しました(2019年3月14日にガザからロケット弾が2発飛んできた)。でもまだ地震の方が怖いと感じます。

我が家の防空壕の中。普段は完全にクローゼットとして活躍している。

防空壕に避難したエピソードの詳細はこちらの記事の最初の見出しにあります。テルアビブのテロ事情に関しては海外ZINEの記事で紹介しています。

イスラエルのスゴいところ9 治安は普通

ビーチ沿いの遊歩道の様子。(テルアビブの平均的な夜の雰囲気とも言える)

昔の考え(過去記事の内容)

都市の犯罪に関しての脅威のレベルは「普通」だそうです。単純なハナシで、大都市で起こりうる犯罪はテルアビブでも起こりえるということで、特別に注意すべき危険は無いそうです。 テルアビブの街中では、道が汚れていて雰囲気が気になることはありますが、治安が悪いのとはまた違った印象です。 ちなみに、テロと犯罪は分けて考えるそうです。

★ポイント
・都市犯罪の脅威レベルは「普通」。
・テロと犯罪は別。

今の考え

今も同じ考えです。これに関しては「テルアビブの治安について在住者が説明」で詳しく説明しています。

イスラエルのスゴいところ10 「vsアラブ、イスラム」とかは無い

ヘブライ語、アラビア語、英語で表記される、テルアビブの案内板。

昔の考え(過去記事の内容)

「イスラエル vs アラブ諸国」とか「ユダヤ教 vs イスラム教」というイメージが自分にも少なからずあり、仲が悪いのかと思っていましたが、そうでもなさそうです。 探せば対立はあると思いますが、そういうことが目立っている印象はありません。少なくとも、テルアビブの日常生活でそういった光景はまだ見てません。 そもそもイスラエルの公用語はヘブライ語とアラビア語なので、あっけらかんとした事実には驚きました。 テルアビブでは、ロシア語だけでなくアラビア語表記もとてもよく見かけます。

★ポイント
・対立というのは特に見ない。
・ヘブライ語とアラビア語は公用語。

今の考え

半分イエスで半分ノーです。

アラビア語は2018年に公用語ではなくなったのですが、現在でも引き続き表示されています。国民の2割はアラブ系ということもあり、イスラエルでは「ヘブライ語」「アラビア語」「英語」の3ヶ国語の表記は一般的です。

国交上は、隣国のレバノンやシリアと敵国ですが、だからといって一般人の生活に大きな影響があるようには見えません。特に料理に関して、敵国だからどうとかを(多くの)イスラエル人はいちいち考えていないと思います。(日本でキムチや餃子をもりもり食べるのと同じでしょうか)

典型的な「レバント料理/Levantine cuisine」。レバノン、シリア、イスラエルなど東地中海一帯の食文化の総称。イスラエル・ハイファのレストラン「ファットゥーシュ」にて。

イスラエルには、「特定の国や人種をみだりに批判したり、ましてや差別するのはイタい」という大衆の意見が存在していると感じます。政治や社会の問題に関しては、欧米先進国に似た意識の高さがあると思います。アメリカのワシントンD.C.やドイツのベルリンで言ったらアウトな発言は、イスラエルでも恐らくアウトです。

テルアビブで毎年開催される、LGBT(性的マイノリティ)の権利向上イベント「テルアビブレインボープライド」の様子。参加者は約25万人と、アジア・アフリカを含め最大規模。

残念ながら、ユダヤ系の極右団体による差別行為も皆無ではありません。ただし思想がどうであれ、犯罪行為を犯せば捕まりますし、人種差別は肯定されるべきで無いというのが一般人の意見だと思います。イスラエルの極右思想とアメリカの東海岸地域の関係を掘れば根深いらしいのですが(陰謀論なんか吹っ飛ぶリアリティの予感)、詳しくないのでこのへんにしておきます。

テルアビブに来たらイスラエル旅行をすすめたくなった

ふだんのテルアビブのビーチ。

昔の考え(過去記事の内容)

以上、イスラエルのテルアビブにやってきて数週間の僕が感じた新鮮な驚きや感心を紹介しました。イスラエルに来て間もないため何もかもが新鮮というのも理由ですが、意外にもポジティブな方向で驚けたことには自分でもびっくりでした。また、日本人なら最初はビビることもあると思いますが、受け入れられない程ネガティブなものでは無いと感じています。ぶっちゃけ、実際に来てみればただの海外リゾートです。「イスラエル=物騒」というのは、少なくともテルアビブに関しては違うかなという印象でした。個人的には、なんばとか歌舞伎町とかの方がよっぽど物騒だと思います。笑 僕にとってテルアビブは、知ればイスラエル旅行をすすめたくなるような場所です。

★ポイント
・海が綺麗。
・日本の繁華街より安全。

今の考え

先進国にあるものが揃っているのでそれなりに面白いですが、わざわざすすめはしないかもです。

弱点は物価

何もかも意外とちゃんとしてるイスラエルの意外な弱点が物価です。イスラエルに300円均一のダイソーがあるのですが、日本の3倍の価格でも完全に激安の部類です(ダイソーよりクオリティが低くて600円均一のお店もある)。食費は特に高く、飲食店でカクテル一杯1,500円くらいはザラにします。

イスラエルのダイソーに売られていた、湯豆腐の調理器具。

高く感じてしまう理由

対応力や責任感(やさしさや思いやり)を売りにしている国ではないので、そういうのがあって当然と思っていると余計に高く感じてしまうかもです。仁義やら礼儀やらの無い物ねだりでこだわりだすと「安いものに高額を払わされている感覚」から「生きてるだけでぼったくられている感覚」にエスカレートして楽しさ大幅カットなので要注意です。

イスラエル人のメンタリティ

ちょっと話がそれますが(でも上の話にちょっと関係している)、イスラエル人のメンタリティについて極端な例を書きます。順番抜かしをする人が現れたとして、その人を叱るのでモラリストのように見えますが、それは「俺の場所をとるな」という意味でです。だから「俺が誰かの場所をとる」はOK、と考えていたりします。自分以外への「自分ルールの適応」は、わりとよく見る光景です。

こういった「自分ファースト」が行きっぱなしで道中ぶつかりまくるのですが、これが時々「生きやすさ」に着地していたりするのであなどれません。ポジティブな見方としては、日本で「失礼な人」がイスラエルに来れば「普通の人」になれる可能性はあります。

さいごに:高いイスラエルの評価

イスラエルは世界幸福度ランキング13位(日本58位)、テロの脅威危険度ランキング41位(アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスより低い)。住んでみれば、中東にありながらヨーロッパのような国です(「そもそもヨーロッパ出身のユダヤ人が建国した国で、国民の大半がヨーロッパ系のハーフ」という言い方をすればこの感じが伝わるかもしれません)。

テルアビブの新宿「ディゼンゴフ広場」。ドイツから移民した建築家たちによって建てられた住宅が密集するエリアで、「白い都市/White City」として世界遺産登録されている。

さっきもちょっと書きましたが、社会問題への意識も高く、テルアビブはLGBTフレンドリーな都市としても世界的に注目されています(イスラエルのLGBT事情はこちらの記事で)。やることはやっている感じなので、「思ってたより凄い」とか「人口の割に充実」とかをよく言われる国ではあります。「カタチを整える」とか「流行を取り入れる」とかがものすごく得意な国のような気がします。

正統派ユダヤ教徒がモチーフのレインボーのステッカー。エルサレムのゲイバー「ビデオパブ」周辺にあった。

治安が悪くて危険とされる国々に囲まれていても、ロケット弾が飛んできても、イスラエルは先進国として成立しており、外国出身の国民も幸せに暮らせているので、「なんだかんだ意外とやってけるんだな」と思うことも多いです。あと、ヨーロッパを知っている人が訪れると、「あ~なるほど」と思うことが多い気がします。「海が綺麗」も「宗教の聖地」もそれぞれイスラエルの魅力ですが、「でもYouはなぜここに?」という視点を取り入れると、もっと味わい深くなると思っています。


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がぅちゃん
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