イスラエルのテルアビブに住んでいます、がぅちゃんです。
イスラエルのショッピングモールで売られるぬいぐるみ。ピカチュウ、キティ、ミッキーはいつも人気。
イスラエルのダイソー(ラーナナ店)に行ってみたところ、大創産業の本気度を目の当たりにしました。「ちょっとこれは凄いな…」としか言えない空間だったので、その様子を詳しく紹介します。2ページ目で「そのまんま日本すぎて浮いていた商品7つ」も紹介しています。
2018年にイスラエルに進出したダイソー
イスラエルにダイソーがあるなんてあまりイメージできないかもしれないですが、 2019年7月時点で、すでに3店舗存在します。2018年の7月に、イスラエル南部の「アシュドッド/ Ashdod」という町に最初の店舗がオープンしました。どの商品も10シェケル/300円均一で販売されています。
ダイソーのイスラエル進出を報道するニュース番組「ynet」
当時はイスラエルでも結構話題になっていて、メディアの報道を見る限り、日本文化の発信地のような紹介がなされている印象を受けました。 今回紹介するのは、イスラエル中部の「ラーナナ/Ra’anana」という町にあるショッピングモール「レナニム・モール/Renanim Mall」にある店舗です。
(ダイソーがオープンした当時の)レナニム・モールにディスプレイされるダイソーの旗。フロアには寿司屋もある。
余談ですが、ラーナナは人口約7万人ほどの町で、アメリカとヨーロッパからの移民が多く暮らすと言われています。私が住んでいるテルアビブの中心部からは約20km/車で30分ほどのところにあります。
ダイソー・ラーナナ店の地図
それではダイソー・ラーナナ店に行ってみましょう。
ダイソー・ラーナナ店へ
「イスラエルの平均的なショッピングモール」といった空間の一角に、ダイソーは存在します。ピンクのネオンで「DAISO JAPAN」の字がはっきり表示されていて、「日本のダイソー」というのが一発で伝わってきます。
ショッピングモールの通路から見たダイソー
通路と比べてダイソーの照明が異様に明るいので、写真にするとちょっと変な感じになります。というか、他のお店と比べても、ダイソーだけが圧倒的に明るいです。イスラエルから隔離された別世界のようで、独特の雰囲気があります。
ダイソーに入国していく…
一番目立つエントランスには日本雑貨
外からも見えている、エントランスの一番目立つ棚には、いかにも日本らしい製品がズラリと並んでいます。お箸、コップ、うちわ、マスコットなど、一目見て「日本だ!」とわかるような商品ばかりです。ちょっと成田空港を思い出しました。
エントランスのど真ん中にある、日本の雑貨の棚。
お箸やコップなど、小型の食器類が多い。
手作りうちわや提灯。
寿司の形をしたキーホルダーもある。
清涼感を感じる季節の商品も
日本雑貨の後ろの棚には食器が並んでおり、お皿、お茶碗、コップなどが売られています。7月のイスラエルは夏ということもあり、清涼感を感じるデザインの食器も多く並んでいました。日本でよく見るかき氷のすだれまであります。
夏物の雰囲気を醸し出す、食器類の棚。
お茶碗には「有田の風」とプリントされた金のシールが貼られている。
需要を追い越しそうな便利グッズ
イスラエルの日常生活でも使えそうな商品が沢山売られています。タッパーや文房具類は特に品数が多い印象。他のお店でこれだけの種類は売っていないので、一度ダイソーに慣れてしまうと生活が辛くなりそうです。改めて見ると、そんなに使えるかというくらい対応しててすごい…。
様々な形とサイズのタッパー。「豆腐用」(写真上)は、イスラエルではチーズに使えそう。
カードケースやクリアポケット。なにかとぴったりのサイズが見つかって嬉しい。
ペン類は特に充実。300円で買える商品としては、ありえない幅とクオリティ。
除菌アルコールシートも。棚にはヘブライ語で「10シェケル」の文字。
日本のおもちゃも
けん玉やヨーヨーといった、日本でよく遊ばれるおもちゃも売られています。それ以外にも、ボールなどのユニバーサルな商品も。
光るヨーヨー。
光るバトンや棒。クラブなどで使えそう。
砂場で使えるおもちゃ、ボール、etc。
プラスチックけん玉。
余談ですが、けん玉に似たおもちゃは世界各国に存在し、英語では「Cup-and-ball」、フランス語では「Bilboquet」という名前のものがあります。ダイソーのけん玉には「Plastic Bilboquet」と表記されていました。
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