海外のゲイバー#2 イスラエル・テルアビブのアポロ

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イスラエルのテルアビブにあるゲイクルージングバー「アポロ/Apolo」を紹介する。前回のお店→【#1 イスラエル・テルアビブのシュパガット】

イスラエル・テルアビブとは

テルアビブの雰囲気。

イスラエルは中東にある国だ。近所にはトルコやエジプトがある。中東はゲイフレンドリーじゃない国だらけと言われてるが、イスラエルは例外。東欧出身のユダヤ人に建国された歴史があり、現在も欧米先進国に近いセンスで国家が運営されている。

イスラエルの東京! と言ってよい状態の都市が「テルアビブ」。「白い都市」という名前で世界遺産に指定された街でもある。白い都市とは、1930年代にドイツから移民したユダヤ人が建てたバウハウスの建築物(約4000件)のことだ

「白い都市」の街並み。

ちなみにドイツのベルリンにも、同年代に建築された「白い町」という世界遺産(建築物の集合体)がある。だからテルアビブの街並みはベルリンっぽいと言っても間違いではない。実際に、テルアビブはベルリンをお手本にしているようなところがある。

とくにゲイシーンで、ベルリンのノリでテルアビブを視ると、かなりすっと入ってくる。なんだったら「ベルリン・イン・フロレンティン」という名の、モロなゲイフレンドリーバーもある。

ベルリン・イン・フロレンティン。

テルアビブのゲイバー「アポロ」とは

アポロの外観。

英語とヘブライ語で「アポロ」とある。

ベルリンの典型的なゲイクルージングバーを模したようなゲイバーが「アポロ」。奇しくもベルリンにあったゲイサウナと同名だ(バイブスも似てる)。有名なので、「テルアビブのゲイバーどこ?」と2択で迫った場合、老舗の「シュパガット」と同列で名前が挙がる。大阪のゲイサウナで例えると、北欧館orロイヤル、みたいな。

ただしシュパガットとは違い、アポロは完全にゲイクルージングバーだ。これを日本語で「ハッテン場」と呼ぶ気がする。安くハッテンできるゲイバーとしては、テルアビブだと、アポロが圧倒的一択(というかここしかない)。なお、がっつりハッテンしたい人はゲイサウナに行く。居心地のいいバーが併設されているから。

ちなみに、テルアビブのゲイサウナは2軒。「サウナテルアビブ」と「サウナパラダイス」だ。前者が北欧館で、後者がロイヤル、みたいな。

アポロの雰囲気

昼のアポロの外観。

アポロは、テルアビブのど真ん中にある大通り「アレンビー通り」に面している。観光客はこの通りを避けて移動するのは不可能だし、在住者も通勤でめちゃめちゃ使う通りだ。アポロはそういう道にある。観光客が集結しやすいエリアといえる。

これがアポロの店内。バースペース。

店内は、ベルリンをはじめとするヨーロッパのゲイクルージングバーのお手本のような雰囲気。暗くてスリージーでヤニくさい。一見しけた態度のおじさん達がむっつりしっぽりやってる。もうすこしで酔い潰れそうなおにいさんもいる。良い。

アポロのフロアを説明すると、縦に長い。入店するとまずスナックのようなバースペースがあって、ここで酒を買ったり飲んだりする。その奥にハッテンスペースが展開している(お酒は持ち歩いてよい)。

ハッテンスペースは2種類あり、屋内と屋外。それぞれが、バースペースの2倍ほどのスペース。屋内は何も見えないほど暗い。ソファーやベッドがある。屋内を抜けると屋外で、カーテンのような布で仕切られた空間に屋根つきソファなどがある。

屋外では切羽詰まった様子の人たちが待ち構えている。酒1杯で延々と粘っている感じだ。酒を買わずにハッテンスペースに進むのは不可能な間取りなので、酒が入場料みたいなことになっている。

バースペースで飲むだけの人もいる。

アポロのメニュー

窓に値段が書かれてる。

ビール2杯で1860円/62シェケル。1杯目は1080円/36シェケルだけど、2杯目は750円/25シェケル、という値段設定。割高だが法外ではない。イスラエルの飲食店では普通のカクテル1杯(ジントニックetc)で1500円/50シェケルが相場。というかそもそもアポロは飲酒が至上命題のお店じゃないので、妥当。

コロナ

テルアビブ屈指…つまり中東屈指のゲイクルージングバーのアポロだが、コロナで閉店した後に復活することは、ついになかった。ワクチンであれだけ騒がれたイスラエルだけど、潰れるところは潰れる。いちおう2021年11月時点では、閉店となっている。

夜のテルアビブ。

御ま品と書め

アポロ/Apolo
ビール/Beer/1080円(36 NIS)

アポロの住所:Allenby St 46, Tel Aviv-Yafo, Israel

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