EX編集長さん歩#1 金閣寺なめてかかる〜極楽浄土は昼ひらく〜

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「EX編集長さん歩」のEXCUSE-せつめい-

むかし小さな旅メディアで編集長をやっていた、ライターのがぅちゃんです。

かつて旅メディアでは、日記ブログはご法度でした。「好き勝手かくな」「テーマを持って書け」と。しかしがぅちゃんはもう編集長ではないので、そんなんしりません。

「EX(=元)編集長さん歩」では、真の旅ブログをめざします。行くとこだけきめて、あとは好き勝手かきます。「テーマ」とか、「役に立つ」とか、ないです。

好き勝手コソコソ・ジワジワたのしむのがいちばん幸せだったりするんですよね。ウケないけど。



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世界遺産、ぜんぶいこう

日本の寺社仏閣にはあまりピンときてない。興味がないわけではない。なんというか、ピンと…きてない。でもせっかく日本に(しかも京都に)滞在してるんだし、このままピンときてない状況をほっとくのもなんかもったいない。だから計画をたてた。

計画といってもたいしたことではない。寺社仏閣めぐりを義務化するような設定を自分に設けるだけだ。べつにたのしくはない。むしろつまらない類のやり口。でも行けば楽しめるのを知ってるから、じぶん的には天才的な計画だと思ってる。

京都には世界遺産が17件あるので、それを制覇するという計画にした。計画さえこしらえれば、な〜んにも考えなくても体がかってにそこへ向かう。気づいたら体験がインストールされてる。そういうイメージではある。

へんな角度から見た金閣寺。

京都は狭いし移動は楽。北から南までたった6マイルくらいの世界に、なん千年ぶんの文明がぎっしりつまってる。世界遺産もそのへんにあるし、余裕なのだ。でもちょうしぶっこいてたら、延暦寺と高山寺と上醍醐寺の遠出感に返り討ちにされる。

金閣寺あんのか?

金閣寺らへんの街並み。

金閣寺は地元なので、道中が当時の通学ルートとかぶってて変な感じがする。アパート多いなとか、当時の自分が無関心だった要素にめちゃ気づく。こんなくそ地元に「金閣寺」とかいう聖墳墓教会クラスの聖地があるのか本当に。

エルサレムの聖墳墓教会。

金閣寺の道中の教会。

道中のかっこいい飲食店。

なにかと有名な、きぬかけの路(みち)。

結果からいうと、金閣寺はあった。もちろんね。京都の世界遺産はHPがシッカリしてるところが多くて、金閣寺のサイト内の「境内案内」にはチェックポイントがイラスト付きで記載されてた。金閣寺には19件あって、ちょっと多め。

金閣寺の敷地内へのエントランス。

指示されるままむかう。

「世界遺産 金閣 鹿苑寺」とある。

いざ。

広い。

巨大な「櫟樫(いちいがし)」。京都市指定天然記念物らしい。

すぐそばで入場料を払う。

ここから先が、(みんなが知ってる)金閣寺。

京都の世界遺産あるあるかもだけど、入場するまでが長い。うっかりしてると、入場してないのに入場した気分になって帰ってしまいそうになる。でも金閣寺は「あの金の建物」がわっかりやすく存在してるので、うっかり帰ることはなかった。

あの金の建物。

400円を払って入場して歩いてたらわりとすぐ金の建物「舎利殿・金閣」がある。体感では「入ってすぐ登場!」という感じだけども、奴はしれっとチェックポイント7。6までを見過ごしたくない人は気をつけてほしい。

死後の世界らしい

誰も彼も写真を撮っている。心霊写真とか怖くないのだろうか。

金閣を正面から見るための広場のような空間につくや否や、人々は「すげぇ」「やばー」など言いながら写真撮影をしだす。「極楽浄土の世界」を元オーナーの足利義満が再現した空間らしいけど、私は死んだ気にはならなかった。できることなら足利義満にチームラボとか見せてあげたいけど、彼はもう死んでいるので見られない。

いつか走馬灯で、これ見るときがくるのかしら。

裏もよい。

池の温度は生命を拒絶してた。

「金閣って金だな」とか思ってたら、その金が急に輝き出した(かのように見えた)。16時くらいだったか、太陽が金閣を直接てらすような角度になってた。金閣は金だから、鏡に太陽光があたってるような状態か。山と池のダークグリーンとのコントラストが強烈で変に見えて、極楽感が増していた。時間だいじ。そう思った。

いてつく池のせいで、死後の世界観マシマシ。

氷のダークホース

金閣寺は入場してすぐメインがドーンのタイプなので、よっぽどの関心がない限り、後はちょっと退屈になる。よっぽどの関心は無い自分だから落ち込んでしまったけど(なんでやねん)、そんな自分にさよならできたのが、チェックポイント14の「龍門滝」だった。

左に「鯉魚石(りぎょせき)」、右に「龍門の瀧」とある。

 鯉魚石は「鯉の滝登り」を表現しているらしい。

ちょっとしたアート作品みたいになってた。

「銀河泉」は路上の小さな滝つぼなんだけれど、この日は極寒だったので、水や草が凍ってた。様々な植物に繊細なしぶきがかかって、独特の形状で自然が凍ってる。漫画「ブリーチ」の日番谷冬獅郎にボコボコいかれた敵みたいな状態になっていた。天気もだいじ。そう思った。

水に触れたなにもかもが凍ってた。

大サービス

マルチリンガルおみくじ。

帰り際にみつけたおみくじがよかった。英語、韓国語、中国語の三種類があるのだけれど、日本特有のあわただしい親切心でごちゃごちゃ説明されてるのが、日本らしくてよかった。お土産やさんに鬼滅の刃の限定グッズが売ってたのも、印象的だった。いくらだったっけか。

金閣寺の地図。

金閣寺のまとめ

正式名称:鹿苑寺
住所:〒603-8361 京都府京都市北区金閣寺町1
入場料:大人400円
ひとこと:日の入り直前の金閣がかっこいい。

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