京都のごりごり観光地のビストロで中東料理を食べた@KYOTO BISTRO/東山

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世界遺産の清水寺(きよみずでら)がある東山エリアで目立っていたレストラン「KYOTO BISTRO/キョウト・ビストロ」。メニューはインターナショナル。中東料理の「フムス」や「ファラフェル」を見つけて癖に刺さってので、食べてきました。

二寧坂にあるKYOTO BISTRO

KYOTO BISTROの外観。

京都に「二寧坂/にねんざか」という、すごくすごく有名な通りがある。世界遺産の「清水寺/きよみずでら」に通じる道で、観光客がたくさんいる。二寧坂は、「東山/ひがしやま」というエリアに属していて、東山の代名詞のような場所である。

京都を観光する際は、「祇園(ぎおん)&東山」というセットの概念に出くわすことだろう。ニコイチみたいな感じになっている。これを踏まえて、「京都=祇園=東山=清水寺」みたいな概念、あると思う。

二寧坂の様子。

そんな東山の二寧坂を、特に何をするでもなく歩いた(世間ではこれを観光と言うと思う)。隙のない外観のお店が多くて目がまるまる肥えそうな二寧坂。通行人の注目をひときわ集めている建物があった。

パッと見て「レストランかな?」という印象だった。入口らしき暖簾(のれん)の前に看板があり、料理の説明が書いてある。うむ、メニューだ。日本語話者や、米語(アメリカ英語)話者や、私が、完全に食いついていた。

それにしても皆、そっと背中を押せばそのまま店に転がり込んでいきそうな食いつき具合。高校生の私なら「グォォ見てはった」とか形容したと思う。

どこからどう見ても美味しそうな看板でした。

メニューの内容はというと、サラダ、サンドイッチ、パスタ、ステーキ、フィッシュ&チップスetc。アメリカのカジュアルダイニングと言えそう。私の大好物の「ファラフェル」「フムス」の文字を見つけた瞬間、体が勝手に入店した(そして後日の来店予約をした)。

余談:ファラフェルとフムス

左:フムス。右:ファラフェル。(どちらもイスラエルで撮影)

ファラフェル/falafel」と「フムス/hummus」は、中東地域の定番料理だ。ファラフェルは「ひよこ豆のコロッケ」、フムスは「ひよこ豆のディップ」…と説明されることが多い。

ファラフェルとフムスは、私がアメリカ人のパートナーと3年住んだイスラエルという国でも大人気だった。現地のイケアの食堂にあるくらい人気で、国民食と呼べる気がする。

イスラエルでファラフェルとフムスを食べすぎたせいで(というほど食べまくってもいないけれど)、私の食指は影響を受けた。今では、どの国に行っても、ファラフェルとフムスを見つけたらできるだけ捕食する習性が、ある。

その習性が結果として​​KYOTO BISTROに導いたわけで、イスラエルとアメリカと京都がひょんなことから繋がって、楽しい。

KYOTO BISTROの概要

KYOTO BISTROの主張を簡潔にまとめると「旬の地産食材を用いた、世界各国の料理が味わえるカジュアルダイニング」となる。「ややエッジの効いた、今時のアメリカの都会のレストラン」と言いかえても、嘘にはならない気がする。

例のファラフェルとフムスは、中東料理ではあるけども、アメリカでもポピュラー。KYOTO BISTROは、「中東料理のファラフェルやフムスを提供しよう!」ということではなく、そういった世界各国の料理を取り入れたアメリカンダイニングと言える。

KYOTO BISTROのフードメニュー。

KYOTO BISTROのドリンクメニュー。

余談:アメリカのファラフェルとフムス

アメリカでは、日本よりカジュアルにファラフェルとフムスを食べる文化があると思う。特にフムスの消費され具合は(ファラフェルを)ぶっちぎっていて、ハンバーガーショップの前菜にあったり、セブンイレブンやスーパーに平然と売っていたりする(参考記事)。アメリカでフムスを食べる感覚は、日本で餃子を食べる感覚に近いのかもしれない。

KYOTO BISTROの雰囲気

KYOTO BISTROは「パークハイアット京都」というラグジュアリーホテルの1階に位置する、ということがわかった後ではよりいっそう納得の高級感が滲み出ていた。でも排他的ではなくて、むしろ興味津々にさせるほうだと思う。

町屋、暖簾、明かり、二寧坂。色々と魔法がかかっている。アメリカ人の友達が京都の雰囲気を説明する時に言ってた「magical/マジカル」、のような状態が展開していた。

KYOTO BISTROのエントランス。

店内の雰囲気。

フムス

KYOTO BISTROのフムス。

フムスに付いてくるピタパン。

「自家製ピタパンと豆腐フムス」と、メニューにあった。ピタパンは中東でポピュラーなパン(フラットブレッドの類)のことで、フムスの付け合わせの王道だ。

フムスは、ひよこ豆や練りごま(タヒーニ)を調合して作るのが一般的とされている。そこに豆腐(大豆)を加えるというのは、京都!という感じで、めちゃくちゃ納得して興奮した。

フムスはテクスチャの時点で個性が出る料理だと思う。豆の食感をどこまで残すとか、どれくらい混ぜるとか、お店によって全然違ったりして面白い。

KYOTO BISTROのフムスはマヨネーズくらいなめらかで、概念がソースに徹しているような気がした。だとしたら飲めるフムスかもしれない。もう2杯はいける美味しさだ。

フムスからゴマの風味がしたって普通なはずなのに、KYOTO BISTROで食べると、えらいもんで胡麻豆腐を連想する。食べ物って奥が深いと思う。

タヒーニの説明に胡麻豆腐を用いることがあったけど、今後もどんどん使っていこうと思った。勇気づけられた。「なんだったら豆腐フムスってのもあるんだぜ!」と、胸を張って言えそう。

ファラフェル

KYOTO BISTROのファラフェル。

メニューには「枝豆のファラフェルと野菜のピタサンドウィッチ」とあった。ピタパンでファラフェルを挟んでピタサンドとするのは、かなり王道なファラフェルの食べ方と言える。

ファラフェルに枝豆が含まれるのは、どちらかというと珍しいが、ぶっとんでいたりはしない。心地よい刺激のクリエイティビティだと思う。

すでにカットされたファラフェルがサンドされている。

ビジュアル(断面)が美しくて、赤と緑が映える。枝豆をすりつぶすのではなく丸ごと魅せる。そうきたか!という感動があった。

ファラフェルには一般的に、クミンとコリアンダーなどのスパイスが含まれる。日本のカレーにも含まれるスパイスだ。KYOTO BISTROのファラフェルは、よりいっそうカレーに近づいたような美味しさだった。

付け合わせはハリッサとピクルス。ライムがあったのが、ちょっとアメリカのメキシコ料理を思い出して腑に落ちた。

ちなみにこれがハリッサとピクルス。

京料理

豆腐のフムスに、枝豆のファラフェル。豆腐も枝豆も大豆。フムスとファラフェルを食べたけれど大豆のフルコースだったのが感慨深い。京料理だった。帰りに近所の「八坂神社/やさかじんじゃ」に寄り、屋台のコーンをデザートとした。

1本500円。しょうゆ味。

御ま品と書め

KYOTO BISTRO
自家製ピタパンと豆腐フムス/900円
枝豆のファラフェルと野菜のピタサンドウィッチ/1800円

KYOTO BISTROのHP

KYOTO BISTROの住所:京都市右京都府京都市東山区高台寺桝屋町360 パークハイアット京都

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