無名店の食レポ#10 アメリカのバンシー

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無名なのは貴様だ。というのをまずは差し置き、日本で無名の飲食店についてレポートする。知られざる名店です(か?)

前回のお店→【#9 アメリカのビクトリアズダイナー】

バンシーとは

バンシーの外観。

「バンシー/The Banshee Pub」は、パブだ。パブといえばアイルランドの酒場だが、マサチューセッツ州の州都のボストンにも、たくさんある。ボストンは、アイルランド系アメリカ人の人口が最も多い地域のひとつ。パブの居抜き物件のゲイバーとかもある。

ちなみに「バンシー/Banshee」は、アイルランドの女の妖精の名前らしい。死を叫び声で予告してくるそうだ。怖い。なかなか有名なおばけキャラらしく、日本でいう皿屋敷のお菊を連想する。つまりバンシーは日本語だと「居酒屋・お菊」みたいなことか。

バンシーの絵。Image:CC0

バンシーの雰囲気

店内の様子。

「居酒屋・お菊」だと、ちょっと期待してしまうけど、バンシーは、わりとあっさり普通のパブだった。パブというか、アメリカの普通のレストランバーのような佇まい。でもインテリアには、アイルランドの首都のダブリンあたりを彷彿とさせるアイテムがちらほら。

でもテラス席は完全にアメリカ。

テラス席にパブの面影は無かった。

バンシーのメニュー

フードメニュー。

ドリンクメニュー。

メニューは完全にアメリカ料理。ハンバーガー、サンドイッチ、ピザ、タコスetc。日本でいう、焼鳥、串カツ、ごはんもの、餃子etcのような。1枚のメニューにまとまっていて、混乱が無い。アメリカのコンフォートフードが揃っていて、飲みがメインな気配(とはいえ飲まずに食べた)。

ケイジャンチキンサンドイッチ 

1650円/15ドル。

アイルランドとかパブとかっていう文脈を完全に無視した、ごりごりのアメリカ料理を注文した。ケイジャン風味の、グリルチキンのサンドイッチ。「ケイジャン/Cajun」はアメリカ南部のルイジアナ州の郷土料理のことで、乾燥唐辛子とニンニクのフレーバーが特徴的。

ケイジャンチキンサンドイッチの断面。

バンシーのケイジャンチキンサンドイッチは、辛味と苦味があって美味しかった。でもやっぱりケイジャン風味のチキンなら、焼くより揚げたほうが好みだと再確認した。つまり、ポパイズ・ルイジアナ・キッチンのチキンサンドは、やはり美味しい。という結論に至った(なんでやねん)。

フライドポテトの手作り感が良かった。

フィッシュ&チップス

バンシーへは、アメリカ人の友達と行った。昭和なら21年生まれと言ってたから、チャック・ウィルソンや西川きよしと同い年だ。カミングアウトはしたけど奥さんとは離婚せず同居してるらしい。よくある話だ。フィッシュ&チップスをつまみながら、昔みたいなこと今はもう言われへんでーなど言っていた。説得力がある。

友達が食べてたフィッシュ&チップス。

御ま品と書め

バンシー/The Banshee Pub
ケイジャンチキンサンドイッチ/Cajun Blackened Chicken Sandwich/1650円(15 USD)

バンシーのHP

バンシーの住所:934 Dorchester Ave, Boston, MA 02125

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