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「世界ごはんたべ記 #プライド号」のせつめい
「世界ごはんたべ記」は、ライターのがぅちゃんによる、へんな食レポです。ふだんはセクシュアリティを無視して雑食しております。
「#プライド号」の特別企画がスタートした6月は、「プライド月間」と言われています。せっかくなので屋号をいじりました。
6月スタートの「世界ごはんたべ記 #プライド号」では、世の流れにのっかり、LGBTにかんするお店について書いてゆきます。
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前回の記事「#プライド4号 クロアチアのバー/ゲットー」はこちら。「世界ごはんたべ記 #プライド号」の記事いちらん。ふだんの「世界ごはんたべ記」の記事いちらん。
ババルとは
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ババルの外観。
「ババル/Café Babalú」は、アイスランドの首都「レイキャビク」にあるゲイフレンドリーカフェだ。アイスランドで唯一のゲイバー「キキ・クィアバー/Kíkí Queer Bar」のすぐ近くにある。アイスランドは、「世界で最もLGBTフレンドリーな国」などと言われている。同性婚が合法となったのは2010年のことだった。「ジェンダーギャップ指数」では11年連続1位。「人権に関して優秀な国」というイメージがある(ざっくりだが)。
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キキ・クィアバーの外観。
アイスランドへは、ゲイクルーズのツアーで来ていた。観光名所をバスでガンガンいこうぜと攻めてゆくタイプの移動で、これぞ観光という感じだった。有名な天然温泉を訪れたり、有名な間欠泉を見たりした。首都のレイキャビクでは、「ハットルグリムス教会」「ハルパ」「ペニス博物館」といった名所も見た。めまぐるしくて、もはや観光という奴があっちから巡ってくるような感覚だった。回転寿司のベルトコンベアで、アイスランドのネタがくるくる回ってるような感じ。
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パンにのった魚。温泉でたべた。
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ミーヴァトン天然温泉。
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ストロックル間欠泉。
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ハットルグリムス教会(奥)。
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ハルパ(の中)。
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ペニス博物館(の展示)。
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道中の景色。
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バスの様子。
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奥に見える(我々の)船。
ババルの雰囲気
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店内の雰囲気。
観光だったので、時間はあまり許されてなかった。時間なんて置きざって自分勝手やったろかという気分だったけど、それをやると船に置き去りにされる可能性があったので、堪忍してやった。結果として、私(ゲイ)たちが一斉にカフェに押し寄せた。みんな数日間を共に過ごした仲なので、誰かの家に来たような気分になった。お店は2階だてで、むかし住んでたイギリスの家をちょっと思い出した。
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1階のレジ付近の様子。
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こっから料理がでてくる。
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レジ横でチップをおねがいするマリオ。
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2階の雰囲気。
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2階の雰囲気(昔すんでたイギリスの)。うむ、ぜんぜん似てない。
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お店のゲイアート。
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窓際のレインボーフラッグ。
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水。
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おおむねセルフサービスだった。
ババルのメニュー
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かいらしいメニュー。
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裏(もしくは表)は、アイスランド語。
ローカルなカフェだけど、極めて観光客フレンドリーな内容だった。ニュートラルというかユニセックスというかリベラルというか。観光客に対してウェルカムだけど、そのゼニを狙ってる態度でもなかった。アメリカ人のおじいちゃんらも食べられる料理だけど、いまどきのアイスランド人も楽しめる内容でやってますねん。みたいなバイブス。ここちよい。
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レジ横で売られていた、グルテンフリーのブラウニー。
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ビンテージなコカコーラの看板。
食べ物はクレープ、グリルドチーズなどあって、ヨーロピアンアメリカンなバイブス。飲み物はアメリカやイスラエルやドイツのカフェにもありそうな内容だった。店員さんは、当然のように英語を話す。なにもかもが、無理してない様子。イキったパワーが渋滞をおこしてて面白いアメリカやイスラエルとは違う世界線を感じた。アイスランド住めるかも、と、一瞬おもった。
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チャイを飲んだ。612円(680アイスランド・クローナ)。
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まがうことなきチャイだった。
ゲイじゃない
マーヴィン・ゲイのライブ映像。
アイスランドは寒くない。と、ツアーガイドが言っていた。マーヴィン・ゲイはゲイじゃない、みたいなことか、わかる。その話術、観光客へのトークの際のマクラのようにして扱っていると視た。でもひとこと付け加えたい。アイスランドは寒くないが、涼しい。年間の最高気温は14度で、最低気温は-2度とからしい。そんなことより、アイスランドにはハトがいない! ハトがいない世界は初めてだったので、そこに一番、異国情緒を感じてしまった。
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まったく関係のない、ローマのハト。
・LGBTフレンドリーな記事いちらん
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ババルの住所:Skólavörðustígur 22, 101 Reykjavík, Iceland
出演-おしながき-
ババル/Café Babalú
チャイ/Chai Latte/680 KR(612円)
ババルのホームページ