アメリカ★ゲイキャンプ体験記S3#2 緊張や不安

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アメリカ・ニューヨーク州のゲイキャンプ「イーストンマウンテン」で4泊5日してきました。「アメリカ★ゲイキャンプ体験記S3」では、現地での体験を時系列で発表しています。

前回のエピソード「S3#1 ラヴホテル」はこちら



S1「ジョーズハイダウェイ」編
S2「サコ川ハイダウェイ」編

リンリン

自然の音で目が覚めた。都会の家ではきっと体験できないボリュームで、リンリンいってる。コオロギか? ベッドの上で意識がはっきりしていくにつれ、聴覚でとらえる距離感が洗練されてくる。リンリンリンリン、わりと近くでなってる。

ベッドから起き上がってトイレのほうに進む。サメのジョーズがせまってくる感じで、どんどんリンリンが大きくなっていく。洗面台にたどり着いたとき、音がやんだ。コオロギかなにかは多分、部屋の中にいてた。

洗面器。この右からリンリンいってる。

朝の活動

今日は金曜日。いよいよ本格的に、ベアーユアソウルinイーストンマウンテンが始動する。朝7時半〜夜10時まで予定がつまっている。7時半からヨガのワークショップがあったけど、さっそくすっぽかしてしまった。朝食からのスタートとなった。

朝食ビュッフェの様子。

フレンチトースト、ソーセージ、グリッツ。キウイをのせてみた。

朝食後、1時間のグループミーティングがある。昨日の夜に、「これはすっぽかさないでほしい」のようなことを、コディアックヒグマ班の班長から願われていた。さぼると気まずくなるタイプのアクティビティだと予感した。

グループミーティング

グループミーティングの部屋。所くんが寝てる。

グループミーティングでは班長がMCとなり、お題を決め、メンバーとグループディスカッションしていく。ディスカッションというか、メンバーのひとりひとりが、お題について話していく。ほぼ漫談だ。あそびがない私は、死ぬほど緊張する。

第一回のお題は「コネクション」。この言葉について自由に思うことを話す、というものだった。ルールは1つ。「メンバーが話し終わるまで、絶対に遮らない」。「聞いてもらえた」という体験を作るのも、このイベントの目的らしかった。

ちなみにメンバーは、班長、鳥山くん、墨田くん、大木くん、所くん、上野くん、松田くん、私(全員仮名)。所くんと私以外はリピーターで、けっこうみんな、赤裸々に話す。涙ぐむメンバーもいる。笑ってはいけない雰囲気で、完全にのまれた。

鳥山くんは山頂へ

メンバーのうち、上野くんは昨日のディナー直後にリタイア。松田くんは夜に到着予定ということだった。なので初日のグループディスカッションは6人のみ。班長はこのイベント全体を仕切っていて、鳥山くんはこのイベントのスタッフでもある。

鳥山くんは幹部候補生のような立ち位置で、班長が、やさしく弟子を指導するような態度で接していた。「山を超えたい。頂(いただき)より、新たなる視点で世界を眺めたい」と、もののけ姫のアシタカみたいなことを言っていた。山とかけている。

私は緊張

そんな雰囲気の中、初参戦の外国人がおしゃべりするのってハードルが高いな、と感じた。でも、そういう考え方から離れよう、というのが、ディスカッションの意図。でもそんなこと言われると私は余計に頑張ってしまい、ちょっと泣きそうだった。

「コネクションには色んな意味がある。肉体的にも精神的にも。ふれあい、つながり、そういったことを、おおいに期待している。」など言った。「そうそう、そういうこと」のような反応があった気もしたが、ただただ、心の壁がはだけた。

班長も緊張

班長のワークショップは有名で、viceとかに取材されている。Image via youtube

この後は班長の名物ワークショップで、班長は参加を促していた。班長の話は、「今回のイベントは今までにない規模でまわしてるから緊張や不安がすごい」という旨の発言が多かった。そんな大人の緊張が、ニューカマーの私の魔法をすこし解く。

もう一人のニューカマーの所くんは30代のアメリカ人で、バリバリのセールスマン。感想の発表は躊躇しないタイプだ。質問もガンガンする。班長に、「参加しなかった場合、どう損する?」と、マジカルな空気をつんざくマジな質問をしていた。

班長が一瞬、凍った。これは私の勘だけど、班長のワークショップは、アカデミックに、とやかく小賢しく、つき詰めてる類のものではない。所くんはきっと、班長の緊張を、深いところで理解してない。

頭を使ってんのか使ってないのかわからなくて、私の頭が盛り上がった。そうやってヘラヘラしてる私が、みんなの前できれいに映ってるといいけれど。

次のエピソード「S3#3 工口ティック・タッチ」

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