世界ごはんたべ記#33 京都の居酒屋「遊亀・祇園店」

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「世界ごはんたべ記」のせつめい

「世界ごはんたべ記」は、ライターのがぅちゃんによる外食の記録です。どんなお店で何を食べたか、どんなことを感じたか……などなど、じゆうに書いています。

海外ぐらしが長いので、異国のお店はひんぱんに登場します。とはいえ「世界」と名乗っている手前、母国のお店も発表していかねばなぁと思っています(……か?)。



前回の記事「#32 京都の洋風居酒屋/ラクイイッカイ」はこちら。「世界ごはんたべ記」の記事一覧はこちら

遊亀・祇園店とは

店内の雰囲気。

「遊亀(ゆうき)・祇園店」は、京都の祇園にある大衆居酒屋。チェーン店ではない。150年くらい続いてそうな雰囲気だけど、オープンしたのは2009年12月。今では「京都を代表する居酒屋のひとつ」みたいになってる。「京都の美味しい居酒屋」とかでググると、どのメディアもほぼ必ず名前を挙げてる。

遊亀の正式名称は長い:金亀蔵元直営店・遊亀・祇園店/Gion Yuki。「金亀蔵元直営店」とか、酔ってたらたぶん読めない。遊亀の正体を説明するとこう:「金亀」という清酒を製造する滋賀県の酒蔵「岡村本家」が運営する直営店の居酒屋。岡本本家は、彦根(ひこね)の権力者の命により、1854年に創業した老舗。

岡村本家の場所。

ちなみに、彦根城の別名は「金亀城(こんきじょう)」。ネコに担当されてるゆるキャラの「ひこにゃん」だけど、ほんとは亀のほうがふさわしい気がする。

遊亀・祇園店の雰囲気

お店の外観。

祇園(ぎおん)は、京都最大の歓楽街「四条河原町」にある。遊亀の周辺では、キャッチのおにいさんやキレイなおねえさんらがうろついてる。へんに美化されてない、生のダウンタウン。店に入ると、「これが日本の居酒屋ですぜ」と海外の友人にドヤ顔で教えたくなる…と、感じた。ひとりでも来やすそう。2階もある。

カウンター席。

窓際の席。

正油(しょうゆ)。

遊亀の11周年を記念するメッセージ。

遊亀・祇園店のメニュー

「野菜達」。

「酢のもの」「野菜から」「焼いたもの」。

「ひとしな」「焼野菜」「酒の友たち」。

およそヒトが居酒屋に期待するメニューは全て揃っている。メニューの書き方には遊び心があった。でもふざけてない。「野菜達」「本日の出演者」「酒の友たち」「酢のもの」「焼いたもの」etc…といった、カテゴリー表現。料理を「出演者」と捉える感じ、「世界ごはんたべ記」の文末みたいで(勝手に)共感した。

日本酒のメニュー。精米歩合20%〜100%で選べる。

60%のグラス。528円。左のはつきだし。

出し巻き(プレーン)

495円。

「出し巻きください」と注文すると、「明太子とチーズも選べますよ」と店員さんに言われた。その店員さんは、明太子とかチーズとか絶対にいれなさそうな雰囲気に(私の目には勝手にそう)見えたので、不意を突かれた気分。プレーンの味、めちゃめちゃおいしい。こんどは明太子もチーズもいれてほしい。

野菜

京竹の子塩焼。880円。

とうもろこしのかきあげ with 抹茶塩。528円。

野菜に関するアイテムは多い。メニューのカテゴリーも、「焼野菜」「野菜から」「野菜達」などある。「丸茄子田楽」「京竹の子塩焼」「とうもろこしのかきあげ」を注文した。ナスの料理はできるだけ注文するようにしている。むかし住んでたイスラエルの定番食材*だったから(比較したいんや)。

丸茄子田楽。550円。

中まで熱くてとろけてる。チーズかよッ。

イスラエル版・茄子田楽。味噌ではないが発想は同じ。@パヴェラ/アシュドッド

*関連記事:まず名前が挙がるイスラエルの定番料理5つ

穴子の一本揚。935円。

日本の居酒屋といえばシーフード。もし欧米人観光客がメニューを見たら、エキゾチックに視えると思う。日本人が中東料理をひとまずエキゾチックと捉える感じに似てる。「穴子の一本揚」と「マグロのフライ」を食べた。これらにフライドポテトを添えたなら、イスラエルなら「フィッシュ&チップス」と呼べるだろう。

マグロのフライ。528円。

火の通りが美しすぎる。

イスラエルのフィッシュ&チップス。@Tishbi Winery

関連記事:海外キマグレごはん#9 イスラエルのフィッシュアンドチップス

トロロ焼きチーズ

トロロ焼きチーズ。638円。「トトロ」に見えて気になったのが馴れ初め。

ありそうでなさそうで…実はある。かわいいアイテムがふつうにあって、ごりごりに美味いのが、遊亀のおもしろいところ(だと思う)。これぞ大衆の居酒屋。ダシと卵とポテトとチーズがぐちょぐちょで、旨味地獄。アメリカ人とかは引きそうだ。フランス料理の「アリゴ」に似ているから、フランス人に食べてみてほしい。

食べると天国。

遊んでる

遊亀はインスタグラムもやってる。

遊亀に対して、勝手に堅物を想像してた。でも実はかなり柔らかいし、遊び心がすごいある。さすが店名に「遊」とつくだけある。「現代日本料理」として外国の友達に紹介したい。クレジットカードが使えるのもよかった。雰囲気は昔ながらだけど、なかみはバリバリ現代人だ。

遊亀・祇園店の住所:京都市東山区富永町111-1

出演-おしながき-

遊亀・祇園店/Gion Yuki
日本酒・精米歩合60%(グラス一杯)/528円
出し巻き(プレーン)/495円
京竹の子塩焼/880円
とうもろこしのかきあげ/528円
丸茄子田楽/550円
穴子の一本揚/935円
マグロのフライ/528円
トロロ焼きチーズ/638円

お店のHP

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