世界ごはんたべ記#110 東京のアイスクリーム屋「キストリーツ」

「世界ごはんたべ記」の説明

「世界ごはんたべ記」は食レポです。とは言いきれないです。1エピソードにつき1軒のお店を紹介します。「世界」と名乗る手前、異国や母国のお店が登場します。



前回のエピソード「#109 東京のコーラ専門店/伊良コーラ総本店」はこちら。「世界ごはんたべ記」の記事一覧はこちら

キストリーツとは

キストリーツ=Kith Treats。

「キストリーツ/Kith Treats」はアメリカのNY発のアイスクリームバーだ。「キスのおやつ」という意味になる。「キス/Kith」はNY発祥のアパレルブランド。つまりキストリーツ=キスというアパレルブランドのアイスクリーム屋。となる。

キストリーツがある宮下パーク。

キストリーツは渋谷の宮下パークにある。宮下パークはエッジの効いた巨大商業施設で、最先端な感じ。館内では吉田美奈子の「恋は流星」が流れていて、シティポップ×レトロ×昭和×令和な調子だった。

無関係な余談だが、恋は流星は、私がイスラエルのテルアビブに住んでいた時によく聞いてた曲だ(渋谷がテルアビブとリンクしてときめいた)。

キストリーツの雰囲気

お店の外観。

中の様子。

シャツが売ってる。

メタリック、モノトーン、パステルカラー。白いシャツとかが売っていて、アイスクリーム屋の気配がない。カウンターの壁に設置されているトッピングの容器が食べ物に見えなくて唸った。

カウンターの様子。

キストリーツのメニュー

バキッと白黒。

メニューのアイテムに題名がついているタイプのお店だ。アメリカらしい。アイスをフレーバーで選ぶのではなく、題名で選ぶ(材料の説明もある)。とはいえカスタマイズもできるので、フレーバーで選ぶのも不可能ではない。

ザ・アンクルジェイ

ザ・アンクルジェイ。800円。

テクスチャ。真夏だったのですぐ溶ける。

意味は「Jおじさん」。題名には「By Junya Matano」と添えてあったので、Junya Matano氏がレシピを考えたと解釈してよさそうだ。チョコレートアイスにレモンゼスト(レモンの皮をすりおろしたやつ)や蜂蜜が含まれる。レモンゼストは大好物だ。

吉田美奈子よりでかい声でミンミンゼミが鳴いてた。

キストリーツはアイスクリーム屋ではあるが、サーティワンとは違った。いろんなフレーバーを楽しむのではなく、アイスを用いたアメリカの創作スイーツを楽しむ感じだ。コールドストーンに近いかもしれない(でもテンションは限りなくクール)。

恋は流星=テルアビブ

恋は流星/吉田美奈子。

宮下パークでもかかっていた恋は流星をテルアビブで聴きすぎて、私の中で「恋は流星=テルアビブのテーマソング」みたいになってる。キスの創業者のRonnie Fiegはテルアビブで結婚したそうだ。ときめいた。

テルアビブの景色。

今回のおしながき

キストリーツ/Kith Treats Tokyo
ザ・アンクルジェイ/The Uncle J/800円

キストリーツのインスタグラム

キストリーツの住所:東京都渋谷区神宮前6丁目20番10号

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