「アメリカ★ゲイキャンプ体験記」のあらまし
アメリカ・ニューハンプシャー州のゲイキャンプ場で二泊三日してきました、ライターのがぅちゃんです。「アメリカ★ゲイキャンプ体験記」は、ゲイキャンプでの体験を時系列で記録した日記です。
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本題に入る前に:アメリカのキャンプ観
アメリカは広くて山が多いためか、キャンプが日本より頻繁でカジュアルに行われている印象。今回はそれのゲイ専用版。ニューハンプシャー州にある「Joe’s Hideaway(=ジョーの隠れ家)/以下:ジョー」というゲイキャンプ場を訪れた。
夜のジョー。
アメリカにおける一般的なキャンプには、哲学的な付加価値がおおげさにまとわりついていない様子。ゲイキャンプでは、都会の普通のおじさんが「格安の森の別荘」として使っているような感じが強かったように思う。
キャンピングカーが主流な様子。
ところで「ニューハンプシャー州/New Hampshire」は、アメリカ東海岸「ニューイングランド地方/New England」にある州の一つ。ニューイングランド地方では、どちらかというと田舎と考えられている場所。
現地のリゾートホテルに現れて、いっとき話題になった熊。Photo via youtube
ニューイングランド地方を日本の近畿地方で例えた場合、「ニューハンプシャー州=滋賀県」のようになる気がする。ニューハンプシャー州では、よく野生の熊やムースが出没することで知られている。
道につったっていたムース。牛と馬と鹿を足したような生き物。
ジョーの主に熊の危険性について問い合わせてみたところ、「3びきおるよ」と言っていた。 でも気にしなくていいらしい。 「人間のキャンプ場に来る熊は秒で追い払える」みたいなことらしかった。でかい野良猫くらいにしか思ってない様子だった。
DAY1-1. ゲイキャンプに到着
ジョーの敷地内に入ってすぐのところにオフィスがある。宿泊者はまず、そのオフィスで登録手続きをする。我々(私は彼氏と一緒に行った)は、すでに予約していたので、IDを見せて現金を支払って登録完了。 ホテルのチェックインと同じだ。
ジョーのエントランス。
手作りのジョーの看板。
ニューハンプシャー州の旗。
「全来客者・登録必須」と書かれている。
オフィス。ここでいろいろ書く。支払いもここ。
キャンプ場の宿泊エリアは住所のように番号が振られており、そこまで車で直接移動する。 オフィスからキャンプ場へは、車で侵入する。ちなみにジョーは、人口1,000人のワシントン村のはずれにある。交通機関がないため、車移動が前提の地域だ。
ジョーのマップ。
この先に宿泊エリアがある。
宿泊エリアに到着。
近所の様子。ジョーはヌーディストフレンドリー(=Clothing Optional)。
DAY1-2. テントをたてる
宿泊エリアには、暖炉、ピクニックテーブル(Picnic Table)、コンセント、 水道がある。ぱっと見は「ただただ土地が与えられた」といった感じ。 ここに車を駐車して、 隣にテントを張る。地面の硬さと傾きが気になるが、それ以外は問題なかった。
暖炉とピクニックテーブル。
コンセントと水道が設置された木。
水道。
電気。
テント設置完了。
我々の宿泊施設の完成形。水道・電気つきで、一泊25ドル/2,750円。
DAY1-3. ディナーを探す
ジョーは食べ物を一切売ってない。宿泊エリアでテントをたてたなら、あとは自力で食料を確保しなければならない。ジョーの主は「1マイル(=1.6km)先に店がある」と言っていた。車だから外食で10km移動とかも珍しくないみたい。
ジョーの前の道。
1マイル先のワシントン村の飲食産業は「ジェネラルストア(=よろずや)」という店が一任しているようだった。かなり繁盛していた。ワシントン村の構成要素は店、教会、家、森。ドラクエみたいだな。それはともかく。
ジェネラルストア。
晩御飯どきに周辺住人が一斉に押しかけた。そんな雰囲気があった。サンドイッチ一つ作るのに45分かかると言われた。「あぁ忙しい忙しい!」と聞こえてきそうなくらい、てんやわんや。とても感じのいいおばちゃんだったから、快く待った。
レジ。マフィンにパイ、タバコなどが売ってる。
厨房が見える飲食スペース。ほんまもんのアメリカのおばちゃんが作る。
チーズバーガーとフライドポテトをテイクアウトして、キャンプで食べた。よろずやのチーズバーガーは、いらんことをしてなくて、べらぼうに美味しかった。 一周回って、日本とかで「特別なアメリカンチーズバーガー」として売られてそう。
テントとチーズバーガー。
肉はブ厚く、バンズは油で焼かれてた。なんというか、文句が思い浮かばない。
アメリカ★ゲイキャンプ体験記#1のまとめ
DAY1-1. ゲイキャンプに到着
DAY1-2. テントをたてる
DAY1-3. ディナーを探す