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京都の祇園にある、ロシア料理とウクライナ料理のお店「レストラン・キエフ/Ресторан Київ」を紹介します。ボルシチやピロシキやヴァレーニキなど食べます。キエフという店名の由来も説明。
ロシア料理とウクライナ料理について
ロシア料理とウクライナ料理は似ていると言われる。それぞれをいきなり個別で見るよりは、まずはこれらを「東欧の料理」として見たほうが、解釈も箸も進む気がする。料理はできるだけ美味しくいただきたい。
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ウィキペディアが示してくる「東欧/東ヨーロッパ」。Photo by Przemek Pietrak
東欧(東ヨーロッパ)といっても十数か国あるので、なにもロシア料理とウクライナ料理の2つだけが似ているわけではない。東欧では、複数の国で名物料理が共通することが、ありえなくない。
東欧では、日本では馴染みのないペースで国名が変わったりもした。だから名物料理と発祥国が必ずしもイコールではない。「名物≠発祥」という現象は、移民が多い国では、なおいっそうありがちだと思う。
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ウクライナ料理ともロシア料理とも言われる、ボルシチ。ビーツを含むのが特徴。(レストラン・キエフにて)
ロシア料理と思われがちな「ボルシチ/Borscht」は、ウクライナ発祥の料理だと言われている。ボルシチは、東欧の多くの国で定番料理だそうで、国や地域によってバリエーションが存在すると言われている。
例えば、ロシアのボルシチは牛のダシ、ウクライナは豚/鳥/野菜のダシ、など(決まりは無い)。「家庭の数だけボルシチの種類がある」とも聞く。味噌汁とかを彷彿とさせる話だ。
東欧料理を呑気に曲解するならば、都道府県のご当地料理っぽいなとも思う。京料理に「大根と厚揚げの炊いたん」があるけれど、「さあ京料理を作ろう」と意識せずに大根と厚揚げを醤油スープにぶち込む家庭は、京都以外にもある気がする。
それとこれとは違う、があちこちで発生しそうだからもう黙ってたいけれど、ここで言っている「ロシア料理とウクライナ料理は似ている」は、「何県の人も醤油を使う」くらいのことだと仮定して先に進みたい。
京都のロシア&ウクライナ料理店「レストラン・キエフ」
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キエフの看板。
「レストラン・キエフ/Ресторан Київ」は、京都の祇園(ぎおん)にあるレストラン。「ロシア料理とウクライナ料理を味わえるお店」という説明がHPにある(文末にリンクあり)。
キエフは、一国だけにフォーカスしているお店ではない。「国もだけど地域にも言及せねばな」といったニュートラルな意識-やさしさ-をもってして、ロシアやウクライナ以外の料理も提供している。
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“(ジョージア風牛肉ポトフ)”のように、メニューに説明がある。
余談だが、キエフは、歌手の加藤登紀子(かとうときこ)の親族が営むお店としても、ちょくちょく紹介される(ディナーライブがたまに開催される)。音楽ライブ以外にも、「ロシア研究会」などの文化サロンもホストしている。
ジブリ映画「紅の豚」のヒロイン「ジーナ」を演じたのが加藤登紀子。主題歌も彼女が歌っている。
レストラン・キエフの雰囲気
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キエフが入居する鴨東ビル。
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エレベーターで向かう。
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6Fにある。
キエフは祇園の雑居ビル「鴨東ビル」の最上階(6F)にあり、エレベーターに向かう時点で風情を感じた。昭和の喫茶店などを好む人にも刺さりそうな気配。ちなみに、6Fの窓にディスプレイされている「キエフ」の文字は遠くからも見えていて、さりげなく目立つという独特な状態が展開している。
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6Fにある「キエフ」の文字。
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京都の渋谷「祇園四条駅/ぎおんしじょうえき」からも、目を凝らせば見える。
店内へ
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雑居ビル=窮屈という固定観念が覆った。
店内では、リュクスとはまた違う方向性の、上品な気配を感じた。入店した瞬間は洋食屋…と思ったけれど、いやこれは給食やと嗅覚が訴えてきた。懐かしいと直感する。そこにロシア語らしき発音のオペラのような歌が聞こえて、ログインが始まる。
ドイツ在住時代にアパートの隣室からロシア人オペラ歌手の練習がごりごりに聞こえていた記憶に、脳がアクセスする。歌手つながりで加藤登紀子を経由し、アドリア海をグライドして地中海を超え、中東のイスラエルにダイブ。
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イスラエル。(ドイツの次に住んだ)
イスラエルでは近所のスーパーで肉屋のおっちゃんがハラショー(ロシア語で「よっしゃ」のような意味)とか言ってたな、と思い出したところでハッとなり、一周して京都-キエフ-に帰還した(いらっしゃいませ)。
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キエフのエントランスは雑貨屋みたいになっていて、つい立ち止まってしまう。
キエフについて一言でいえば、エモかった。好きかもしれない。解釈にメモリーをやたらと費やしてしまった(時には昔の話もさせてよ)。
レストラン・キエフのメニュー
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まとめメニューがわかりやすい。(1/7)
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本のメニューもある。(2/7)
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スープのページ。(3/7)
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オードブルのページ。(4/7)
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アラカルトのページ。(5/7)
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特製カクテルもある。(6/7)
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ドリンクメニューの本には、ウォッカのページもある。(7/7)
料理もドリンクも充実していて興奮する(わざわざウォッカを飲みに来たい)。料理は、定番を中心に厳選された内容だと感じた。知見のある人ならきっと単品で深堀れるのだろうなと予感する。コースの種類も充実していて、どれも定番を網羅できる満足な構成となっていた。
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キエフコース。(1/3)
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ジョージアコース。(2/3)
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ロシアスペシャルコース。(3/3)
Aランチ
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ランチは3種類ある。
ロシアにもウクライナにも行ったことがない私の胃と脳が安心して咀嚼できるよう、最も飲み込みやすそうに見えた「Aランチ」にした。(入店した時に調子こいて思い出した給食のメモリーは、すぐに上書きされることとなる。)
Aランチは次の通り:ボルシチ、ピロシキ、グリブイ、カプスタ、ロシアンティ。1440円。順番に来たので、その通り紹介したい。
ボルシチ
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鮮やか。
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サワークリームとディル。
キエフのメニューには「ウクライナ風スープ」とあった(ボルシチはウクライナ発祥の料理とされる)。私の最寄りのボルシチは京都の小学校給食なのでボルシチ=京料理となるが(ならないw)、どのみち新鮮だ。新しくないのに新しい。
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牛肉が入っている(異様に美味しい)。
味を一言で説明するなら「甘酸っぱいビーフコンソメ」。キャベツとタマネギの風味はピンポイントで懐かしい。でもサワークリームとディルで一気に東欧が来る(このセンセーションはうちの小学校には無かった)。
ボルシチに欠かせない「ビーツ/ビートルート」はシュレッド状で含まれていた。ボルシチの色の素でもある。
ピロシキ
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紙でくるんで手づかみでいってねという説明があった。
ピロシキは、ロシアでもウクライナでもよく食される惣菜パンのことだ。肉などの具を詰めて揚げたパン、と言ってもいいかもしれない。アメリカかぶれの私は揚げたパンをドーナツと呼び捨てるけれど、このピロシキはじぶんドーナツ(仮)史上で一番の美味しさだった。
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ピロシキの中身。
生地が薄めで具が多い(好きなタイプだ)。油で濡れている印象が一切無くて、生地の最上層がほのかに砕けて尊い。口に含んだ瞬間、フレッシュなドーナツ(仮)の風味が来て、また感じたくて何回もかじりたい。揚げ物の食レポで有名なアメリカ人タレント「デイモン・パターソン」に絶対に食べてほしい。
デイモン・パターソンは、愛でていくタイプの食レポをする。
本題のピロシキの具だが、アメリカ人とかがポーキー(豚っぽい)と言いそうな風味。肉以外にも、透明のヌードルが含まれていたりして、日本人の私の脳内では中華料理もよぎった。甘味とUmami(うま味のこと)が混ざっていて、ほっこりする味。とても美味しい。
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素手でいってしまった。
グリブイ
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スプーンのフォルムもたまらない。
「グリブイ」は、ロシア語で「キノコ」を意味するそうだ。マッシュルームのクリームスープが入った壺の上にパイが被せられていて、シルエットもキノコ。スープは脂肪分が多くてとろみがあって、マッシュルームと乳製品の直球勝負という味。濃厚で、酸味や甘味はとくに無い。かなり美味しい。
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マッシュルームが無限に出てくる。私がマリオならキエフから頭が飛び出してたと思う。
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パイとよく合う。
カプスタサラダ
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給食のソテーを彷彿とさせる佇まい。
「カプスタ」はロシア語で「キャベツ」を意味する。つまり「キャベツサラダ」と言ってよいと思う。サラダというよりはピクルスに近い食べ物だった。しょっぱくない程度の塩味で、くどさや苦味が無く、甘酸っぱい。塩・砂糖・酸味のバランスが福神漬けに近いと感じた(カレーライスとも食べたい)。ディルがキマッていた。
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ニンジンも美しい。
ロシアンティー
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ヨーロッパのカフェを彷彿とさせる佇まい。
食後に提供された温かい紅茶。付け合わせの「薔薇の花びらのジャム」が非常に美味だった。私が長州力なら窓から飛んでいってたと思う。ジャムの味は、ちょっと薔薇風味…ではなく、全力で薔薇。そしていい匂いだった(雑貨屋のイノブンとかを思い出す)。
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薔薇の花びらのジャム。
デザートのワレーニキ(ヴァレーニキ)
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ワレーニキ「風/KAZE」。770円。東欧と喫茶が融合しただけではない、絶妙なおさまりを感じる。
ワレーニキは、小麦粉の皮で具を包んで茹でた料理。キエフのメニューには「ウクライナの伝統料理」という説明があった。「ウクライナの餃子」とか「ウクライナ発祥のデザート」といった説明も、他でよく見かける。
キエフのワレーニキは「ワレーニキを含んだパフェ」として提供される。4種類あり、花、鳥、風、月という名称。花=ダークチェリーのワレーニキ、鳥=チョコバナナカスタードのワレーニキ、風と月=クリームチーズのワレーニキ。
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風流なワレーニキたち。注文する時、かなり迷った。
ロシアやウクライナらしさを求めたらダークチェリーとクリームチーズの2択になったけれど、それでも花、風、月の3択なので、これまた喜んで迷った。他の具の説明も読んでみて、「ビーツゼリー」が含まれる「風」に決定した。
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ワレーニキ「風/KAZE」の、ビーツゼリー。
ワレーニキ「風/KAZE」には、クリームチーズのワレーニキ、白玉、ビーツゼリー、バニラアイス、クリーム、ホワイトチョコ、冷凍ビーツ(おそらく)、ブリヌイ(ロシアのクレープ/パンケーキ)が含まれる。
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クリームチーズのワレーニキ。
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君臨するブリヌイ。
ビーツゼリーは甘くなく、ワレーニキにはハッキリした酸味がある。パフェの外見は中立な感じだけど、キャラクターはハッキリしている。ブリヌイは脇役かと思いきや、バターの風味が豊かでスキップ不可能な美味しさだった。
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さっきの薔薇の花びらのジャムを加えて、味変しても美味しかった。
デザートはどっちでもいいかも…と中途半端な気分で注文したワレーニキだけれど、なにげに革命的な美味しさだった。噂でモヤッと存じていた「ロシアとウクライナの餃子論(仮)」に、自分なりの解が加わって楽しかった。
余談:ワレーニキとペリメニ
ウクライナの餃子(仮)のワレーニキと一緒に、よく名前を聞くのが「ペリメニ」。ペリメニは「ロシアの餃子」といった説明が度々なされる。キエフでのペリメニの説明には「シベリア風水餃子」とあった。
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キエフのペリメニ。4個660円〜。
ワレーニキとペリメニの違いを整理したい。ペリメニは、具は肉で、形は丸いのが普通とされる。お惣菜として食べるらしい。ワレーニキは、具は肉以外もあり、形は半月が一般的だそう。デザートとしても人気のよう。
話がややそれるが、むかし住んでいたイスラエル(国民の約1.5割がロシア語話者)では、ワレーニキもペリメニもスーパーに売っていた。冷凍ペリメニはイスラエルで食べたものの中で最強クラスの美味しさだったので、お世話になった。
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イスラエルの食肉業界最大手「ミズラ/מזרע」が販売する冷凍ペリメニ「бабушкины」。直訳すると「Grandmother’s/おばあちゃんの」。名前のエナジーが「カントリーマアム」と同じ。
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ミズラのおばあちゃんの、のペリメニ。茹でるだけで完成。肉は七面鳥(バリエーションがある)。容赦ないUmamiで異様に美味しい。こんなものを作るおばあちゃんなら何人だろうがかましまへんだ。
いよいよ脱線するが、ヨーロッパの文化圏で暮らした日本人で、ロシア食品のお世話になった人は皆無ではない気がする。ロシア食品コーナーには、魚の保存食やイクラなど売っている(そもそもイクラはロシア語だ)。
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イスラエルのスーパーのロシア食品コーナー(のシーフード)。
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「イクラ/икра」の缶詰。
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店舗によっては、イクラの量り売りもやっている。
イクラを売っているイスラエルの大手スーパー「ティヴ・タム/טיב טעם」の動画。イスラエルに移民/帰還したロシア人に向けられた内容。
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こうして今一度キエフのワレーニキを見れば、(あくまでも私の中ではイスラエルの)ペリメニにも見えなくもなかったが、イクラはロシア語と知った後ではガードが下がる。ひとまず「ダンプリング」とした。
そんなこんなで、、
イスラエルでお世話になったペリメニが、京都でワレーニキと邂逅した。そういうことだったのね、と一旦オチがつく。と同時に、日本の「カボチャ/Kabocha」とユーラシアの「コンブチャ/Kombucha」に米国でケリをつけたい我執が再熱した。(だめだこりゃ。)
例によって、新しい情報を取り入れては偏った過去だけ経由して、また地球に歪な己マップを刻んでゆく(ばかやってる)。。そんなこんなで、、祇園のキエフ、なかなか楽しいお店だった。
「キエフ/Київ」という名前
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キエフのテーブルにセットされていた、ランチョンマット/プ。
店名にもなっている「キエフ」は、ウクライナの首都のこと。キエフと京都が1971年に姉妹都市になったのをきっかけに、「レストラン・キエフ」は誕生した(と店員さんが説明してくれた)。「キエフ/Київ」はウクライナ語での表記となっている。
キエフには姉妹店もあり、「スンガリー」というお店が東京に2軒ある。歴史的にはスンガリーが先で、京都で出店するにあたりキエフとした、といういきさつ。キエフは京都だからありえた(ミラクルなお店だ)。スンガリーにも、いづれ行く。
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キエフのはばかりさんにて。
御ま品と書め
レストラン・キエフ/Ресторан Київ
Aランチ/1440円
ワレーニキ・風(KAZE)/770円
キエフのHP
レストラン・キエフの住所:京都市東山区縄手通四条上ル鴨東ビル6F
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