世界ごはんたべ記#53 京都のカフェ「ブルーボトルコーヒー・南禅寺店」

「世界ごはんたべ記」のせつめい

「世界ごはんたべ記」は、ライターのがぅちゃんによる外食の記録です。どんなお店で何を食べたか、どんなことを感じたか……などなど、じゆうに書いています。

海外ぐらしが長いので、異国のお店はひんぱんに登場します。とはいえ「世界」と名乗っている手前、母国のお店も発表していかねばなぁと思っています(……か?)。



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ブルーボトルコーヒー・南禅寺店とは

ロゴがデザインされた看板。

「ブルーボトルコーヒー/Blue Bottle Coffee Company」は、アメリカのカフェチェーンだ。スターバックスみたいな感じだが、そこまで有名ではない。2021年5月の時点で、世界に91店舗ある。アメリカ以外では、日本を重点的に攻めている様子だ。現時点で京都には3店舗あり、そのうちのひとつが「南禅寺店」だ。

通りから見た、ブルーボトルコーヒー・南禅寺店の様子。

ブルーボトルコーヒーとして、2018年に関西で初出店したのがこの南禅寺店らしい。店舗の正式名称は「ブルーボトルコーヒー・京都カフェ」となっている。でも南禅寺の近くにあるので、南禅寺店と私が勝手によんでいる。近所には花見の名所「蹴上(けあげ)インクライン」もある。

蹴上インクライン。

ブルーボトルコーヒー・南禅寺店の雰囲気

外観。

ちょっと並んでいる。

2階もある。

築100年+の京都の町屋をリノベートしたというのがうりのようだ。カフェは、通りから見るとちょっと奥にあって、気をぬいてたら一発で見つけられなかった。がらんとした空間がまるみえてて、アメリカのインダストリアルなブルワリみがある。日本人がこしらえた日本のカフェという感じじゃない。でも建築をてがけたのは日本の建築事務所らしい。

店内の雰囲気。

アイテム受け取りスペース。

ダウンタウンにあるわけではないので、南禅寺エリアを観光する人がわざわざ立ち寄る場所という感じだ。穴場感があり、観光客が多かった。えらいもんで、着物に身をつつんだアジア人の女の子らがティックトックの撮影らしきことをしていた。時代だな。ティックトックと記念撮影の境界線についていろいろ質問したかったが、ぐっとこらえた。

動きながらポーズをとる、という最先端な動きをする女の子たち。

ブルーボトルコーヒー・南禅寺店のメニュー

エントランスとカウンター。

のすぐ上にある英語メニュー。

日本語メニュー。

エントランスに即カウンターがあるタイプのお店だ。何がなんだか意味不明な気分で訪れても、すぐにお店のノリをつかめたので安心した。カウンターの頭上に英語、腰付近に日本語。2〜3グループは常に並んでいるという様子だったので、そんなに焦らず注文アイテムえらびに時間をかけられる。だが注文は友達にまかせた! じぶんは席を確保し、まつ。

席のまん前の景色。

席のま上の景色。

友達は「カフェオレ」と「桜バターサンドクッキー」を注文した。グッジョブ。私は桜系の食べ物が好きなので、でかしたぞと思った(もらえるという前提)。5分だか10分だか待ち、どちらも美しい食器におさまって登場した。グレーでミニマルな食器だった。重みはあるけどつるっとしている。これなら囲碁にグレーのコマが参戦しても怒られないだろう。

カフェオレと桜バターサンドクッキー。

コップに自然光のブルーが映えて美しい。

食べるならタコスかホルモンが食べたいと思ってたので、正直いって、桜バターサンドクッキーのことは下にみてた。オレが桜ずきとはいえ、なめるなよと。でもくやしいかな、美味しかった。クリームがキュッとはさまってる。このままブッ潰したいけど、クッキーの上で桜が重鎮のように見張ってる。重力が見える。思ってるより美味しいだろうなと想像してた味より美味しくて、びっくりした。

桜バターサンドクッキー。

生で見た

ブルーボトルコーヒーの前の道。

帰りぎわ、「駐車禁止なのでー! 近くのー! パーキングでー! 停めてくださいー!」と、やけにあれなスピードで発音している日本語が聞こえた。何回も。どうやら店員さんが、車にむかって言っていた。車内では、オーラが出てないボーイ・ジョージみたいな人が、店員さんを無視しながらタバコを吸い続けていた。ヒジョーにシラコイ。京都でナマのアスホールを見てしまった! やだ

京都の「ヒューマンメイド1928カフェbyブルーボトルコーヒー」に行ってきた

ブルーボトルコーヒー・南禅寺店(京都カフェ)の住所:京都市左京区南禅寺草川町64

出演-おしながき-

ブルーボトルコーヒー・南禅寺店(京都カフェ)/Blue Bottle Coffee Company
カフェオレ/620円
桜バターサンドクッキー/380円

お店のHP

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