「世界ごはんたべ記」の説明
「世界ごはんたべ記」は食レポです、と言ってよいのかもしれませんが、違う気もします。1エピソードにつき、1軒のお店を紹介します。「世界」と名乗っている手前、異国のお店も母国のお店も登場します。
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前回のエピソード「#93 東京のチャイニーズフードコート/友誼食府」はこちら。「世界ごはんたべ記」の記事一覧はこちら。
明和とは
明和の外観。
「明和/Mei Wah」は、アメリカの首都「ワシントンDC」にあった中華料理屋だ。2021年9月時点では「Permanently Closed/閉店」となっている。明和はダウンタウンの大通りにあり、ネオンが目立っていたためか、ワシントンDCでは有名な中華料理屋だった(はず)。
中華料理屋といっても、アメリカンチャイニーズ/チャイニーズアメリカン料理だからアメリカ料理と言っても、言い過ぎではないのかもしれない。
明和の雰囲気
店内の雰囲気。
アジア料理のお店だからアジア人が集まってる、ということはなかった。ふつうに地元の人が通ってる、リーズナブルなめし屋、という感じ。インテリアとか店員さんには、老舗のオーラがあった。でもちょっと、日本の国道沿いの王将みたいな気分もした。
醤油差し。
テーブルのセット。
明和のメニュー
アスパラガス料理のページ。(1/3)
米料理&麺料理のページ。(2/3)
カクテルのページ。(3/3)
漢字に英語。とても読みやすい。漢字がテレビアニメの「幽遊白書/ゆうゆうはくしょ」のタイトルみたいでワクワクする。カクテルのメニューなんか、写真つきだったので、図鑑みたいで楽しい。餃子や春巻など頼んでみる。
春巻。甘いチリソースとからし。王将のような感じ。495円/4.50ドル。
蒸し餃子。874円/7.95ドル。
焼飯。家のやつのような美味しさがある。1314円/11.95ドル。
チャイニーズスパゲティ withミートソース
1375円/12.50ドル。
ほんとうにそう書いてあった。「Chinese Spaghetti with Meat Sauce」と。言ってしまった、という感じで最高だ。「〜トッツォ」み、が無くもない。躊躇ないフュージョン。ミートソーススパゲティはアメリカでも定番だから、わからなくてもわかる感じだ。
どんぶり山盛りの中華麺。
チャイニーズスパゲティは、ふつうにおいしい。どんぶりに、中華麺と麻婆豆腐が盛られている。麻婆豆腐は、豚肉と椎茸が山盛りでとろみがついている。中国人ではない人に寄せているような感じがした。日本の中華料理屋の麻婆豆腐ににている。美味しかった。
フォーチュンクッキー
フォーチュンクッキー(とオレンジ)。
これがフォーチュンクッキー。
アメリカで、中国の文化みたいになってる文化がある。それがフォーチュンクッキー。中華料理屋で食後にもらえるクラッカーのような食べ物で、割ると中から紙が出てくる。紙には英語でメッセージが書かれており、占いみたいな遊び方ができる。
「アタマより直感のほうが、やることわかってる。」みたいなことが書かれてた。
今回のおしながき
明和/Mei Wah
春巻/Spring Rolls/495円(4.50 USD)
蒸し餃子/Steamed Meat Dumplings/874円(7.95 USD)
焼飯/Beef Fried Rice/1314円(11.95 USD)
チャイニーズスパゲティ withミートソース/Chinese Spaghetti with Meat Sauce/1375円(12.50 USD)