無名店の食レポ#2 アメリカのウェイダウンタウン

無名なのは貴様だというのをまずは差し置き、日本で無名の飲食店についてレポートする。知られざる名店です(か?)

前回のお店→【#1 アメリカのマックズフィッシュハウス】

ウェイダウンタウンとは

ウェイダウンタウンがあるコマーシャルストリート。

「ウェイダウンタウン/Way Down Town」は、アメリカのマサチューセッツ州のプロビンスタウンにあるシーフードレストランだ。店名をい訳すると「かなりダウンタウン」となる。最盛期は観光客でごったがえすプロビンスタウンのメインストリート「コマーシャルストリート」にあるので、理にかなった名前だ。ちなみに現地でのコマーシャルストリートは、東京でいう「竹下通り」くらい有名だ。

ウェイダウンタウンの雰囲気

店内の様子。

あたたかい季節のランチどきはどこも満席、といった状態のコマーシャルストリートにあるウェイダウンタウン。何の店かもわからず入店した。店員はちょっとキレてた気がする。「お酒は何がありますか?」と聞くと「いやなんでもあるから」と返ってきた。天竺鼠のコントの「ヤンキー」より絶対にいかつい。斜に構えたゲイのおじいさんだった(プロビンスタウンはアメリカ有数のゲイタウンでもある)。

ウェイダウンタウンのメニュー

アメリカのシーフード、といった内容。プロビンスタウンのあるマサチューセッツ州を含むニューイングランド地方の料理「ニューイングランド料理」とも言える。例えばこれは、京都の居酒屋に生麩(なまふ)がある、みたいなことだ。

テイストオブPタウン 

3080円/28ドル。

「テイスト・オブ・Pタウン/Taste of P-town」を食べた。Pタウンはプロビンスタウンのこと。「ご当地料理の盛り合わせ」と呼んでもいいかもしれない。ロブスターロール、フィッシュ&チップス、クラムチャウダーが含まれる。

ロブスターロール。

フィッシュ&チップス(の魚)。

クラムチャウダー。

料理のビジュアルのプレゼンテーションが美しい。そして美味しい。ただし、ディテールに多忙が宿っていた。フィッシュ&チップスの魚がレアだった。寿司が好きな私に刺身は好印象だが、アメリカのフィッシュ&チップスに刺身は含まれない。

刺身というわけでもないし。

ダウンタウン

個人的には、調ラ味ヴ料がもうちょい含まれてても…など感じた。でも味や愛うんぬんより、ウェイダウンタウンはダウンタウンにあることが全てなのかもしれない。確かにロケーションはかなりというか、ごっつええ感じ!

あたたかい季節のコマーシャルストリート。

御ま品と書め

ウェイダウンタウン/Way Down Town
テイスト・オブ・Pタウン/Taste of P-town/3080円(28 USD)

ウェイダウンタウンのHP

ウェイダウンタウンの住所:265 Commercial St, Provincetown, MA 02657

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