ネットフリックスのLGBTQドキュメンタリー全まとめ

日本版ネットフリックスで「LGBTQ Documentaries」に分類されている全作品をまとめました(シリーズもの以外)。カテゴリは5つ→L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシュアル、T:トランスジェンダー、Q:クィア/クエスチョニング。※ネタバレ有。

L:レズビアン(4作品)

Angèle/ベルギー

スターの家庭に生まれたスターの話。なにやら悩んでいるが、危機感はない。後半でレスビアンになる。デュアリパと共演して、びびってるシーンが良かった。7/10

A Secret Love/アメリカ

70年ほど、秘密で交際していたレズビアンカップルの話。アメリカ人のパットとカナダ人のテリー。終の住処を決める際、テリーの娘たちと過ごしたりするが、パットには違和感がある。パットの目的は「テリーといる」。でもテリーは「みんなに囲まれて幸せ」という感じ。このあたりのニュアンス、パットの気持ちを、映像が逃していない。テリーが先に逝った。8/10

Feminists: What Were They Thinking?/アメリカ

フェミニストのセレブリティーたちへのインタビュー。レズビアンも登場。6/10

Untold: Deal with the Devil/アメリカ

レズビアンのボクサー「クリスティ・マーチン」のバイオグラフィ。当時コーチだった夫に刺されて撃たれるも、生還。支配から自力で脱出した。法廷での発言が、味わい深い。8/10

G:ゲイ(8作品)

All in My Family/アメリカ

アメリカ在住の中国人ゲイカップルの話。中国の実家に孫を連れて帰ってみたり。6/10

Circus of Books/アメリカ

カリフォルニアでゲイの本屋(兼クルージングスポット)を経営する、ユダヤ系の老夫婦の話。娘が監督で、家族の話題も掘り下げる。老夫婦の息子(監督の弟)がゲイとカミングアウトしたこと、それに伴う家族の変化etc、アメリカの家族の話でもある。8/10

Hating Peter Tatchell/イギリス

嫌われ者のゲイの人権活動家「Peter Tatchell」の話。くどい。つよい。呪われてる(原因は母。おそらく)。活動に関して、嫌われ方・やられ方・見せ方などといったパフォーマンスの説明もあって、面白い。日本のコメディアン「江頭2:50」がよぎった(でも冷静に考えれば全然ちがう)。7/10

John Was Trying to Contact Aliens/アメリカ

アメリカの田舎で宇宙人とのコンタクトに挑み続ける、ゲイの老人について。宇宙人は見つからなかったが、人生のパートナーは見つけた。ハートウォーミング。出会いの場所がクラブだったのが良い。7/10

Pray Away/アメリカ

「同性愛=悪」と洗脳する非科学的・転向療法(Conversion therapy)を経験した、キリスト教のセクシュアルマイノリティ達の話。「宗教のコミュニティが自分の居場所=優先事項となり、害があるにもかかわらず離脱できないせいで不健全な精神状態が続く」といった負のループが語られる。地獄で祈り続けるのだ。8/10

The Death and Life of Marsha P. Johnson/アメリカ

東京レインボープライドよろしく、世界的イベント「レインボープライド」のきっかけとなった「ストーンウォールの反乱」の中心人物「Marsha P. Johnson」の、死因を追求する話。Marsha P. Johnsonはゲイであり、ドラァグクイーンとされる。7/10

The Boys in the Band: Something Personal/アメリカ

「主要キャラが全員ゲイで、演じた俳優たちも全員ゲイ」と話題になった映画「The Boys in the Band」のメイキング。映画の原作者「Mart Crowley」にもフォーカスしている。6/10

Where’s My Roy Cohn?/アメリカ

Roy Cohnはゲイで、ドナルド・トランプとかの師匠。法律の専門家。アメリカの黒幕。エイズ関連の合併症で死ぬ。ゲイがどうとかより、Roy Cohnが面白い。8/10

B:バイセクシュアル

T:トランスジェンダー(7作品)

Disclosure: Trans Lives on Screen/アメリカ

エンターテイメント業界におけるトランスジェンダー史。トランスジェンダーの著名人へのインタビュー形式で進行。滑稽な扱いを受けてきたトランスジェンダーの告白がメイン。7/10

Laerte-se/ブラジル

トランスジェンダーの漫画家・脚本家「Laerte Coutinho」を追ったドキュメンタリー。自問自答する様が、生々しい。7/10

Little Girl/フランス

女の子が欲しかった母から生まれた男の子が、トランス女性になっていく。母がやけに熱心。8/10

The Dreamlife of Georgie Stone/オーストラリア

オーストラリアでは最年少となる10歳で、第二次性徴抑制薬(puberty blockers)を投与したトランスジェンダー女性の話。彼女は活動家であり女優。7/10

Stay on Board: The Leo Baker Story/アメリカ

トランスジェンダー男性のプロスケートボーダー「Leo Baker」の話。手術の前、2020年東京オリンピックに女性選手として選ばれたが、辞退した。7/10

Untold: Caitlyn Jenner/アメリカ

2015年に「ブルース・ジェンナー」から改名したトランスジェンダー女性、ケイトリン・ジェンナーのバイオグラフィ。オリンピック金メダリストとして、アスリートとしての話も興味深い。7/10

息子のままで、女子になる/日本

東京で暮らすトランスジェンダー女性の話。「私にとっては息子」と、誠実な発言をしているつもりの父親がそのまま、日本の現状説明に聞こえる。対談に出てきた、はるな愛が良い。8/10

Q:クィア/クエスチョニング(1作品)

Mucho Mucho Amor: The Legend of Walter Mercado/アメリカ

プエルトリコの大御所タレント「Walter Mercado」について。「Q:クィア/クエスチョニング」ってわけでもないが、セクシュアリティについては明言しないタイプ。7/10

おまけ:ベスト3

1位:Pray Away

2位:Circus of Books

3位:Little Girl

特別賞:Where’s My Roy Cohn?

ネットフリックスのLGBTQ映画・全まとめ