アメリカ・ニューヨーク州のゲイキャンプ「イーストンマウンテン」で4泊5日してきました。「アメリカ★ゲイキャンプ体験記S3」では、現地での体験を時系列で発表しています。
前回のエピソード「S3#4 それは無理」はこちら。
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・S1「ジョーズハイダウェイ」編
・S2「サコ川ハイダウェイ」編
探検
おさわり先生のワークショップの後、夕食まで時間があったので探検した。自由きままに歩いていると、自由の終わりがわからなくなる広さ。イーストン”マウンテン”と名乗ってるだけのことはある。(敷地内で2時間のトレッキングとかできてしまうらしい)。遭難できそうだった。
道。
池。
小屋。複数人で泊まれる。
小屋の横のくつろぎ場。
小屋の近くのサウナ。
サウナの看板。ホモエロティックな気配。
本館。
本館の横にある、クロージングオプショナルのプール。
プールの近くに生えてたプルーン(食べられる)。
赤い実(山法師の実というらしい)。
赤い生きもの。
ヘブライ語を見つけた。
ユダヤ教のアイテム(左)と、昭和のベル(右)。@本館
昭和のベルの説明。「昭和ボストンのオープン記念」とある。
仏壇もあった。
仏壇にはチョコ。
本館1F、くつろぎの間。右にジャグジー、左に衣装部屋がある。
ジャグジーは(おもに)夜ひらく。
衣装はレンタルできる。
壁の記念写真。みんな上手に衣装を着こなしている。
12ステップミーティング
話がそれるが、プログラムに「12ステップミーティング」というのがあった。夕食の直前だった。「12ステップ」とは、依存症などを乗り越えるためのプログラムのこと。そのための集まりが、12ステップミーティング。映画「ファイトクラブ」でエドワードノートンがヘレナボナムカーターと出会った会合のことだ。
「12ステップ」の文字をプログラム上で見つけた瞬間、イーストンマウンテンが「リトリートセンター」だったことを思い出した。言われてみれば、酒の提供はかなり制限されていて、マリファナの匂いもしなかった。「もっとお酒があっていいな・・・」という私の疑問に、なんとなく納得の線が結ばれた。
ちなみにディナーのテーマは地中海料理だった。
フムスとピタパン。イスラエル料理か。
レモンチキン、スパナコピタ、スイカサラダetc。美味しかった。
夜の音楽会
音楽会「バラエティショー」を観る客。
夕食後は「バラエティショー」の時間だった。「幹部や有志が出しものをして、みんなでそれを鑑賞する」という祭りだ。順番もくそもない野生な感じで、「やりたいことをやるだぜ!!」というパワーが爆ぜた最高の時間だった。ときおり幹部の芸能活動の宣伝も含まれ、その商業フレグランスは空気を引き締めていた◎
通路で踊るえりちゃん。笑点の曲でも踊れる三代目JSBのエリーを思い出した。
緊張と緩和がとめどなく押し寄せる会だった。慢性的な音響トラブル、班長の新曲、鳥山くんの新曲、えりちゃんのダンス、ミネソタ漫談、おさわり先生のドラァグ、アラスカのブレークダンス、ベリーダンスの先生のベリーダンス、音楽療法士によるピアノバーetc。最後は、班長とその夫によるデュエットで幕が閉じた。
デュエットしてはった曲。リナサワヤマとエルトンジョンのチョーズンファミリー。
えらいもんで、外では音符がたちんぼしてた。